九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

チュニジア戦を観て  文科系

2022年06月15日 11時33分08秒 | スポーツ

 森保が今のチームに最も重視してきたはずの得点法、敵ボールを奪った時のカウンターが、何もできないゲームだった。伊東、三笘、前田と類い希なカウンター能力者が揃っているにもかかわらずのことだった。個人守備技術もスペースを消す守備組織も結構上手かったチュニジアに対して、目を見張ったのは、三笘と伊東とのサイドアタックからのクロスなどだけ。やはり、ちょっと強い国はどこも攻守ともポジショナルプレーがとても上手くなっているのに対して、日本の繋ぎは第三番目の走りもスペース活用もまだまだと証明されたようなゲームだったんじゃないか。 試合後、三笘がこう語っているが、得点目指すチーム戦術の弱い点をいろいろ指摘していて、面白い。

「前半のチャンスになっていたシーンは(右ウイングの伊東)純也くんのところだったり、上手くサイドに起点を作って、クロスなどでチャンスを作っていたので、自分の役割はそこだろうと思っていました」
「シンプルに最後の質と、もう少し人数をかけながらゆっくり攻めること、そしてチームとして揺さぶりながら攻めるところなどは必要だったかなと思います。(個人的にも)難しく、自分は途中から出た時は、仕掛けたい気持ちが強くなっていて、相手が複数人をかけてもそこをいくのか、上手く周囲を使いながらチームとして人数をかけていくのか、判断のところは自分の課題でもあります。
 そしてチームとしてもボールを持った時に、ニアゾーンなどそういうところを取りにいくことを共有するのか、そういうバリエーションも少ないと感じます。シュートの数もあまり打てていない状況で、ミドルシュートで相手を引き出すところだったり、そういうチームとしての組み立てをやっていかないと、カウンターを受けるなど毎試合こういう流れになってしまうと感じます。チームとしてどうやって攻めていくか、決まり事ではないですが、色んなものを持たないといけないと思います。
 個人でのコミュニケーションで、立ち位置を『こういう風にしてほしい』と言っていますが、チーム全員で共有する必要はあるかなと思います」(以上、サッカーダイジェスト・ネット記事から)

 また、EL優勝などで今世界を最も多く知っている鎌田も最近、こんな事を語っている。
【 「ただ、(ELで対戦した)バルサの選手って小さいころから見ていたからこそ、はるか遠くにいる存在だとリスペクトしすぎていたとわかったんです。あの試合では『世界とはまだ差があるな』と感じたものの、想像以上の差はなくて……。つまり、僕の想像のほうが彼らの実力よりもはるか、はるか先を行っていたということなんでしょうね。
 そういう意味では、『上手さには限界がある』とも感じました」
 鎌田の感想はこう続く。
「やはり、ムバッペ(パリサンジェルマン)とかハーランド(ドルトムント)とか、ああいうフィジカルがすごい選手には、個人の力では到底、太刀打ちできないんですよ。それと比べれば、バルサの選手はものすごく上手いけど、『どうしようもないほどではない』とも思えた。それが良かったんですよ」 】

  伊東、三笘、前田を先発にして、アーリークロスなども含めたかれらのフィジカル・スピードをこそチーム得点戦術として活かすべきだろう。そして、得点のチーム戦術というならばやはり、三笘、田中、守田、山根、旗手ら川崎勢をまとめて使うのが良い。このことは、田中と守田を中盤に並べて山根、板倉(元川崎の選手だ)をも一緒に先発させたオーストラリア戦(途中出場の三笘2得点で2対0勝利)から、骨身にしみて学べたことだったはずだ。川崎の得点戦術に伊東、前田のスピードを上手くはめ込むべしということになるのかな?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする