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イスラム殺しの米がウイグルに同情?  文科系

2021年03月31日 12時39分36秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

「マスコミに載らない海外記事」のサイトの本日分に標記の文章が載った。日本人も今考えるべき内容だと思う。


『 中国のイスラム教徒を気にかけるふりをするアメリカを世界は笑いとばすべき
2021年3月26日  ケイトリン・ジョンストン

 昨日、アメリカ帝国の現在の代表が、とうとう最初の本格的記者会見をしたが、世界最強力な政府の作戦に関する重要な政策決定を、実際、考えたり話したりするのもやっとの、この干からびた抜け殻男がしているふりをするため、帝国の忖度速記者の群れが集まった恥ずかしい見苦しい催しだった。
 またしても、我々はバイデンの認知症で混乱した脳から流れ出る言葉で、「少なくとも一人は、そうしたが、アメリカ大統領は誰も、今まで、ウイグル族に起きていることについての発言を撤回しなかったことを明らかにする」とアメリカ帝国が中国のイスラム教徒の苦難について、ぺらぺらしゃべるのを聞いた。
 「ウイグルで起きていること」で、バイデンは新彊ウイグル自治区のウイグル・イスラム教徒の人権への懸念を明瞭に話そうと試みているが、これはアメリカ帝国が中国の勃興を止める試みを急いでエスカレートするにつれ、益々人を惑わすように、不誠実に推進している話題だ。文字通り数秒後、バイデンは、イスラム教徒の生活への、この見せ掛けの懸念が、実際本当であることを明らかにした。

「だから私は中国との厳しい競争を予想している」とバイデンが言った。「中国は全体的目標を持っており、私は彼らの目標を非難しないが、彼らは世界の指導的立場の国、世界中で最も富裕な国、世界中で最も強力な国になる全体的目標を持っている。アメリカ合州国が発展し、拡張し続けているから、私が目を光らせている間は起きないだろう。」

(中略)

ウイグルと香港に関する人道的介入主義の決まり文句と、ほとんど同じ次元で、バイデンは中国に対する彼の目標は、世界の主導的経済大国としてアメリカにとって代わるのを阻止することだと言う。ワシントンが人権につけこむ率直な説明だ。
- マックス・ブルメンソール (@MaxBlumenthal) 2021年3月25日

 外国のイスラム教住民の福祉へのエセ懸念を示すアメリカ帝国に対する唯一健全な対応は、笑い、嘲り、冷笑だ。全世界はこの連中を床で笑い転げるべきだ。この虐殺者連中が、イスラム教徒が大多数の国々広範な地域で、殺人と窃盗の精神病質作戦を行った後「ああ、どうかイスラム教徒について考えて欲しい!」と言っている事実は、我々全員、彼らあざ笑い、彼らを指さし、笑い飛ばし、彼らを部屋から追い出すべきであることを意味する。
 真面目な話、あなたは、これ以上ばかげたことを考えられるだろうか?私は即座にはできない。

 巨大な地球規模の帝国が、イスラム教徒の権利と福祉を気にかけると主張して、中国の勃興を止める能力に、それだけ多くのチップを置いた事実は、これまで文明史上で起きたことの中で最も漫画的にばかばかしい一つだ。我々は、しかるべく対応すべきだ。
(後略)   』

 そう、タリバンやアルカイダを作り上げ、武器・兵器を渡し、育て上げてきたのはアメリカだ。旧ソ連や中東に対する戦略にこれを活用してきたのである。そして、彼らが9・11のように鬼子に育ち上がった時には、アメリカはこれを殺し始めた。今アメリカは中国を押さえるためには何でもするのである。ウイグルも香港も、アメリカにとってはその手段でしかない。それにしても、イラク、シリアなどで何百万という死者、難民を出すまで、アメリカは一体何をしたかったのであろうか?? この疑問を抜きにしては、アメリカとの日米集団安保体制の正体も正しくは考えられぬはずだ。

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14対0から学ぶ  文科系

2021年03月31日 11時51分56秒 | スポーツ

 W杯予選モンゴル戦は14対0。ドン引きで守るアジア相手ではちょっと前の日本は案外点が取れなかったのだから、前例をはるかに超えたこれだけの点を取ったゲームからは、学ぶところも多いと思う。何が良かったのか。一言で言えば、こういうことだと思う。

「引いて守る敵守備陣形を縦横にばらけさせた」

 誰が観ても分かった昨夜の戦術の一つに、右サイド選手伊東の駆け上がりにボールを預けたやり方があるはずだ。何度も何度も、これが起こっていた。持ち前のスピードを活かした駆け込みに相手DF一人では自由にボールが渡り、良いようにクロスを上げられて得点されてしまった。それではと彼の方に向けて2~3人と数かけて押さえようとすれば、空いた逆サイドにボールを回されたり、中央に良い縦パスが入って来たり・・・。サッカーの貴重な点取り術の一つにサイドからのクロスとか崩しや、アーリークロスとかがあるのは、敵の中央守備を薄くして(あるいは、それがまだ薄い内に)、そこにボールを持ち込んでゴールを攻略するという狙いだ。
 この伊東に人数を割けば次はこうなる。左のサイドアタックも上がれるようになって、左右両方からのクロスも出るしで、中央がもっと薄くなる。すると今度は、ど真ん中からの中長距離シュートや中央への縦パス・シュートと。こういう得点も、昨夜は良いように決まり始めた。

 さて、この得点術を巡って思い出すのが、ブラジルW杯の惨敗。本田圭佑が「自分のサッカー観が分からなくなった」と茫然自失したあの大失態であった。あの時のチームでは、監督のザックと、本田・遠藤という中心人物らとの間で、得点戦術に食い違いがあったと後で判明している。「サイド攻撃を中心にやれ」と命じて来たザックに対して、中央攻撃にもずっと拘って来たのが本田らだった。そのサイド攻撃でも、監督「左右どちらかからだけ、同時に両方上がってはいけない」に対して、本田「同時両方も認めてくれ。中央が薄くなって得点しやすくなる」という論争も知られている。
 この論争の結末は、こうである。「両方上がったら守備に穴が空き、そこをつかれて失点ということがないほどには、敵陣でボールキープし続けるほどの力は無かった」と。
 そう、サッカーとはそういうゲームなのだ。攻撃力を過信すると、失点を喰らう。失点防止に拘りすぎると得点できない。サッカーは野球と違って、守備専門の大エースや、1人で平均して1~2点稼ぐ4番バッターなどはいないのである。大エースが攻撃をさぼると「そこから得点できなくなる」し、偉大なバッターが守備をさぼると「そこから失点を喰らう」というゲームなのである。昨夜の大量得点は、両サイドが上がってもよいほどに彼我の力に隔たりがあったから起こった現象だと言える。すると、中央が空いて来て、そこからの大量得点もというケースだったのだと。

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