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ハリルジャパン(127) 楽しみ極まりないブラジル戦  文科系

2017年11月09日 12時18分17秒 | スポーツ
 明日はいよいよ、僕も待ちに待ったブラジル戦。何せブラジルは日本が世界一苦手としてきた国なのだし、その相手と「このハリルジャパンが闘う」のだから、楽しみなのである。

 まず、世界一苦手としてきたというのは、こういうこと。そもそもいつも大差で敗れる。W杯に出るようになってからのフル代表同士の戦跡だけ観ても、日本の0勝5敗2引き分けで、得失点は3対19である。ブラジルを負かすことがあるヨーロッパ強豪国相手でも、日本がこれほど分が悪い国は他には先ず無いのだから、長谷部キャプテンがこう語るのは無理もないのだ。
『代表で100試合以上出場してきた中で一番かなわないというか、差を感じる国』
 何故なのかは、はっきりしている。長谷部がいつも言う「1対1で負けていては、まず話にならない」というその点、つまり個人技で負けてきたのである。特に当たり合いで敗れたきたし、こちらは逆に1対1の相手を潰せないというゲームばかりと、僕の目には見えた。

 さて、だからこそ僕は「このハリルジャパンが闘う」という点が楽しみなのである。前回も述べたように、ハリルになってから明らかに、日本全体が当たり強く、潰しと潰されとに強くなってきたからである。加えるに、代表チームコンセプト、メンバー選考もこの点に焦点を合わせていて、繋ぎを続ける技術を多少犠牲にしているという点でさえも以下のように、僕は注目しているのだ。
・ 潰しに強くなったから、先ず失点は減る。
・ かと言って得点を犠牲にしているかというとそうではなく、「組織的ボール奪取、潰しからの素速い攻撃転化」という「モダーン得点方」(ハリルの言葉)を最も重視したチームだとも、僕は観てきた。
 
 さて、この戦法、特に攻撃法が少しでも効を奏して行き、ブラジルに対して特別に抱いてきた「恐怖心」を取り除けるかどうか、そこがこのゲーム最大の課題だと観ることが出来る。この点について、今代表25人のメンバーを観るとこんな構成になっているから、心強い。
 まず、ドイツなど当たりの激しい国の経験者が、14人。残り11人のほとんどがまた、こんな選手である。最近のACLで、韓国勢、豪勢、そして最近はさらにブラジル人強力助っ人と当たり慣れてきた選手ばかりだ。コオロギ、倉田、昌子、遠藤、車屋などがそうである。浦和、ガンバ勢が多いというのは、ハリルのそういう狙いなのだと愚考した。

 こうして僕は「激しい潰しから素速い攻撃転化へ」という見所をこのゲームでいくつ作ってくれるかをこそ、期待している。そんな見所から僕が期待する選手は、原口、大迫、そして長沢である。
 結果については、その内容にもよるが、1対3ならコンセプト成功でそれ以上開けば失敗と、あわよくば1対2ならハリルの狙い通りと、そんな見通しを持っている。

 因みに、ハリルは「勝ちに行く」と語っているが、これが本心であると確信もしている。そうでなければ、「恐怖心が先立つゲーム」になってしまうのである。原口、大迫、長沢、吉田、槙野、乾、久保、長友、酒井宏樹らもそんなハリルの精神、ゲームプラン通りにプレーできる選手だと確信している。
コメント (4)
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