九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

大切なのはテレビなのか?   落石

2008年07月26日 19時41分35秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
北京五輪の野球で、延長11回以降は無死一、二塁の状況で
攻撃を始めるタイブレーク方式を導入する見通しになった。
従来のルールでは、延長戦は勝敗が決まるまで無制限に行われていた。
野球は2012年ロンドン五輪で実施競技から外れる。
タイブレーク導入の理由については、
「16年の五輪で野球が復帰できなければ北京が最後になる。
野球がテレビ放映や運営にも適していることを証明したい」ということ。
ソフトボールではすでに採用されている。

星野監督は、試合直前のルール変更に不快感を示したという。
それにしても、モノゴトを決めるモノサシはテレビなのだ!
ルール変更を強いる巨大な権力を手にしたテレビ。





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今後の世界経済情勢に関わって(1)  文科系

2008年07月26日 11時47分00秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
このブログ発足以来、アメリカ・サブプライムの行方を、世界経済最大の問題と論じてきた積もりだ。例を挙げれば、06年11月1日拙稿「アメリカで重大事が起こっている」、同年12月5日同「世界の2極分化の帰結」などだ。それぞれに各15本、5本もコメントも付き、討論もなされているから参照されたい。
このバブルがハードランディングするのか、ソフトランディングできるのかが最大の問題であった。

そして今や、このハードランディングは隠しようもない事実となって、現れている。経済実態とかけ離れた「株価経済」というマネーゲーム、このバブルは、いくら株価などを操作してみてもいつか破裂せざるを得なかったというわけである。今この時点から過去を振り返れば、アメリカの執念のようなイラク戦争でさえが、住宅ローン・バブル消費生活が弾けたその先を見越した苦し紛れの戦略ではなかったかとさえ思われるのである。
「ドルが駄目になるなら、物を確保しておかなければならない。とにかく石油だ」
アメリカの戦略をこう考えてみれば、世界第3位のイラク石油になりふり構わず手を出していったというのも分かるような気がする。そしてまた一昨年辺りから、世界第2位のイラン石油にちろちろと色目を使っているというように見える横恋慕・醜態も。

さて、これからアメリカ、世界経済・政治はどうなるのか。最近読んだものを使って、このことに触れてみる。
まずアメリカ経済の近況を少々。これが意外に人々の目に触れていないのである。ひょっとして、意図的に隠されているのかも知れない。

何と言っても先ず、株や債券の暴落がある。
有名なのはGM株の大変な下落だ。02年4月に66ドルであったものが、この7月には9.98ドルになったと言う。これは1954年レベルの低価格だそうだ。バブル弾けで銀行なども貸し渋っていて、GMは今や資金繰りもままならず、会社消滅の危機と噂されている。トヨタとの1位争いなど、とんでもないという話である。
問題のサブプライム債券はどうか。06年8月に100円であったトリプルB債券が今やたったの5円。あのライブドア株価の暴落を思わせる。なお、サブプライムならぬプライムローン、信用力の高い人々の住宅ローン債券もどんどん質を低下させているということである。こうした住宅ローン債券全体の下落が、アメリカの消費一般をものすごく冷え込ませている。「住宅の永久、大幅値上げ」を見込んで、国民は借金消費生活謳歌に誘導されてきたのであったから。こちらの消費冷え込みの近況は、在米日本人などからどんどんニュースが入ってきている。

こんなわけで、銀行による差し押さえ物件が急増しているようだ。1月30万件、3月40万件、5月70万件とあった。90年代の日本と同様で、アメリカの銀行も自己資金確保に必死らしい。

次に日本のバブル弾けで最後まで最大問題であり続けた銀行などの凋落を見てみよう。この5月、大手証券会社ベアスターンズに公的資金が注入された。1500兆円と個人資産に余裕があるうえに護送船団方式を取る日本と違って、アメリカ政府の民間会社への資金注入は世界大恐慌の1929年以来のことらしい。

アメリカのバブル弾けは、こんなに激烈なのである。そこで問題になるのがこういうこと。日本のバブル弾けは「失われた10年」をもたらしたが、アメリカは一体「失われる何年?」になるのだろうか? ある経済アナリストはこんなことさえ語っている。
「アメリカの株価がふたたび上がり始めるには20年はかかるだろう」
アメリカは日本と違って、国家財政、貿易収支、家計すべてが大赤字だからである。これらの赤字を支え続けてきたものこそ、住宅バブルに二重三重に流れ込んだ外国資金だったのである。いまやこれらの資金はどんどん国外に逃げ出している。これに対して、バブル弾けの時の日本には、世界有数の個人資産があった。1500兆円と言われているものだ。我々の世代以上が営々と苦労して貯めてきた物である。これがあるから日本の国際信用度や円への信用度は極めて高いのである。

こうして、アメリカは「失われる20年」。これには、本当に悲しい光景しか思い浮かばないのである。
借金まみれのままで、一生を懸けた「我が家」からも放り出されたサブプライム・中低所得者たちは、かれらの心身は、これから先一体どうなるのだろうかと、暗澹たる気持になる。医療さえ全く受けられないのではないか。アメリカの一般病院は金のない者には洟も引っかけないらしいから。低所得者医療はもう既にパンクしているだろうし。
借金返済に追われる老後は、もはや絶望以外のなにものでもなかろう。
「失われる20年」は日本の「10年」と同じく、就職氷河期でもある。真っ先に金融機関自身が10万人の解雇をやると言われているし。東海銀行、UFJ銀行が街角から次々と消えていった時のことを思い出す。莫大な借金だけあって、職も見つからない時代ということなのである。
昔で言う「徳政令」でも施行されないかななどと、思うばかりである。


なお、こういう状況に対して「次は、中国やブリックス諸国の時代だ」という声があるが、そんなに簡単なことでもないらしい。長く続くだろうアメリカの消費不況は中国やブラジルをも直撃するはずだし、これらの国内のもの凄い格差は、内需による景気回復に悪影響しないわけがないのである。上海の株式も一時の勢いを全く失って、5割下落とか。

こんな中で、これからは日本の時代だという声が一部に上がっている。何を根拠に?と訝るむきも多かろう。1500兆円の個人資産がその根拠だと語られるらしい。こんな日本が世界の希望??
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どうします?   落石

2008年07月26日 10時35分11秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
ここの所、デジタル放送への転換についての報道がありました。
我家はアナログなので3年先に、どうしようか?と迷っています。

一度テレビを捨ててみようか?と奥さんに提案したら
「あなたのようなテレビっ子が出来る?」と言われてしまいました。

みなさんは、どうされます?

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スポーツニュースは怖い   落石

2008年07月26日 10時31分52秒 | スポーツ
中国は、北京五輪での金メダル獲得目標について
アテネ五輪では32個だったので、それ以上を目標としているという。
アテネ五輪の金メダル第一位は、36個の米国。40~43個が目標とか。

   

さて我が日本でもオリンピック報道が始まった。
報道の比重は金に近い順。モノサシは「金メダル」。
このニュースのモノサシで連日、ニュースのシャワーをあびたら
誰もが知らず知らずのうちに愛国者になっていく。

スポーツニュースは怖い~刷り込まれる日本人~

こういうタイトルの本があります。
ちなみに著者はNHKの記者。

    




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インド洋で米国に給油するのでなく、日本国民に回すべきだ 天木ブログより

2008年07月26日 00時00分48秒 | Weblog
 インド洋で米国に給油するのでなく、日本国民に回すべきだ

 この言葉は、23日の記者会見で福島瑞穂社民党党首が話した言葉であるという。

 その事を24日の毎日新聞がベタ記事で遠慮がちに報じていた。

 これは大部分の国民が心の中で思っている素直な考えであろう。

 高い価格でメジャーから原油を買わされ、それをそのまま米軍に給油するなどという馬鹿げた事を行なっている国が世界にあるだろうか。

 その一方で、日本においては、漁民や運送業者などが休業を迫られ、国民は運転を節約するという窮状である。

 しかも、来年1月に期限が切れるそのテロ給油法を延長することが、来るべき臨時国会における、自公政権の最優先課題であるという。

 どう考えてもおかしいではないか。

 しかし、このあたりまえのことが、福島社民党党首から語られる時、誰も相手にしない、そこがこの国の深刻な問題である。

 このようなあたりまえのことが、国民的人気のある東国原知事や橋下知事からは決して出てこない、そこがこの国の深刻な問題である。

コメント (2)
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