2018.3.3

2018-03-03 | Weblog

今日は、ひな祭り。この響きにほっこりするのは、私だけでしょうか?年齢を重ねても、子供の頃に床の間に飾った雛人形が思い出されるのです。そんな時間が持てたことが、幸せだったんだなーと、今にして思いますねー。ひな壇を組んで飾ってくれたのは親ですもんねー。女の子の健やかな成長を願っての日本の伝統行事です。昨今の家庭状況は分かりませんが、家族で行事を行える事こそが、生活のゆとりがあってのことだと思います。

高価な雛飾りではなくても、叔母のうちでは気に入った内裏雛だけを棚に飾っていました。この日は、家族で集い散らし寿司を食べながら和やかな時間を過ごしていたものです。子供達は、それぞれに成長し自分の人生を歩み、親世代はすでにこの世にいなくなってしまっていたりもしますが、思い出だけは生き続けます。それが、残された者たちの生きる力になっています。確かに!。

日本の伝統行事は、凄い力を秘めているんだなーと改めて知る思いです。今、我が家の玄関の棚には、ごく小さな硝子の内裏雛を飾っています。