2018.3.17

2018-03-17 | Weblog

気が付けば3月も半ばではないですか!!。高知県で桜が開花したという便りも届きました。2、3日留守にして我が家に戻ってみると、黄色いクロッカスしか咲いていなかったのに、葉の先しか見えなかったものに紫色の花が咲いていました。まだ枯れ枝のようだったつる薔薇が、一斉に緑の新葉を付けていました。一方で、梅の花たちは茶色になってその役割を終えようとしていましたねー。

大阪市立陶磁美術館に行ってきました。特別展の唐代胡人俑を見て来たのですが、興味深い造形で面白かったですねー。会期はこの3月25日までです。この特別展以上に常設展の国宝2点が凄かった!「油滴天目茶碗」と「飛青磁花入」です。前者は、思いの外小さいものでしたが、微妙な色合いと均整の取れた形に、不思議なオーラが醸し出されていましたよ。写真で見たのでは感じられないものです。後者も、しかりです。それにしても、この美術館は、この他にも素晴らしい陶磁器だらけでした。

ついでだったのですが、京都駅の伊勢丹7階にある、美術館「えき」KYOTOも覗いてみました。小林路子「菌類画の世界」展をやっていました。こんなキノコばかりの絵も初めて見ましたが、これも凄かった!。ボタニカルアートのような印象ですが、もっと立体感のある細密画になっていました。と同時にメルヘンっぽい可愛らしさや楽しさが有り、これも掘り出し物を見つけた感がありましたねー。こちらの会期も3月25日までです。やはり、本物を見てこそ、新たな感動という感情が動き出します。