10月10日

2012-10-10 | Weblog
「何とか憎ければ袈裟まで憎い」とか言ったことわざを思い出しました。東京で開かれている国際会議で、隣国の銀行総裁が欠席をするということです。
日本政府への抗議を込めているのではないかと言われていますが、とても残念なことに思えます。と同時に、ちょっと違うんではないか~とも。

IMF総会が他国で開かれるのであれば、出席したのでしょうか?総会などは、たいして重要な会議ではなかったのでしょうか?
経済活動は、もはや一国では成りたちません。ましてや中国経済は世界に大きな影響を及ぼす存在になっているでしょう。その責任者は、どんなスケジュールも調整して参加すべきではないでしょうか?
もっとも、それ故に“欠席”によって、世界にアピールするねらいでもあるのかも知れませんが・・・。寂しいことです。日本語には、「大人のすることではない」という表現がありますが・・・。

世界各国から集まっている人達には、わずか1年半ほど前に未曾有の災害を経験した日本の現状を、見聞して欲しいと思います。
地道に復興に取り組み、更に隣国から煽られても冷静な、この国の底力を見て欲しいと思います。
東京はビッグシティーです。大地が揺れ動く上に創られた高層ビル群と張り巡らされた交通網。経済活動は低下しているとは言え、エネルギッシュな街の様相です。