1月17日

2012-01-17 | Weblog
17日、この日は忘れません。朝方の突然の揺れで目が覚めましたから。
タンスを抑えて、「きゃっ!、キャッ!」と声を出していました。職場に向かう駐車場でも、アスファルトの大地が大きくゆっくり揺れました。余震でした。

職場でも話題は地震でした。TVをつけると、神戸は各所から赤い炎と黒煙が立ち上っていました。戦争映画のようで現実とは思えませんでした。17年経っても、この記憶は消えません。
昨年の3月11日も、信じられない光景がTVに映し出されていました。揺れを体感していない分、身体に感じるものは希薄ですが、神戸を遙かに超える大地震と津波と原発事故です。
今朝の新聞には、今後30年の間に起こる確率が70,80%と言われる地震予想に関する記事が載っていました。

今朝も冷え込みましたが、外を歩くと太陽の光が、明らかに変化しているのが分かりました。明るいのです。水温む春を思わせるような明るさです。

今の神戸の街を見ると、自然の力は凄いけれど、人間の力も決して負けてはいないと思わされます。
生きている者達は、多くの犠牲になった方々の見えない力に支えられて、今の暮らしを作り得ていると思われます。