松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「田園」と共に走ってきた、中島美嘉。

2015-12-19 15:54:44 | 日記・エッセイ・コラム

 玉置浩二ショーに呼ばれた中島美嘉を見ました。一緒に「雪の華」を歌います。よくある、コラボと完全に一線を画した、中島美嘉を前に出したデュエットでした。彼女の高音のサビを奪ったりしない、ハモる側に回って引き立てる、そういうコラボでした。だけども1か所だけ玉置がメロディを歌います。妻である青田典子が大好きなため、カラオケでは必ず一緒に歌っているので、初めての気がしない、もう完全に自分のものにしたような歌い方でした。

 中島美嘉はデビュー前、「田園」が好きで自分で買った数少ないCDの1枚だそうで、この曲にずっと押されて、一緒に走ってきた曲だそうです。すると玉置、あれは売れると思っていなかった曲で、たった5分で作ったとエピソードを語ります。

 その玉置に書いてもらった「花束」。本人が歌うデモテープをもらった中島は、自分には無理だと一端あきらめたと言います。それほど玉置の歌がカッコ良過ぎて、考えさせて下さい、と言ったこともあるそうです。

 「痛みが分かっている」者同志、中島美嘉なら歌ってくれる、と思って作ったそうで、その通りドラマに使われ、ヒットしています。二人とも自分が暗いと自覚しています。だから、痛みが分かるんですね。

 前かがみになって歌い始める中島美嘉。見事に合わせる玉置浩二。このデュエットも見事でしたFNSで歌ったグラマラス・スカイが酷すぎたと話題のようですが、このときは良かったですよ。耳の病気を感じさせない歌唱力でした。尊敬する人と雑音のない空間で歌うのは、気持ちがいいのでしょうか。

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