松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ヒット曲は、国民に向けた遺伝子暗号。

2020-07-10 08:15:13 | 日記・エッセイ・コラム

 ネットの世界って「ムラ社会」だよね。おらがムラさ、なにしに来た。身分証明書見せろっ。 ログイン、ID、パスワード。ワシら「としょり」には、ハードルが高い。 なんでマイナンバーにしてくれないんだ。そうすりゃ、いわれのない暴言もなくなるのに。

 ヒット曲は、レコードにすることが出来る。それは音をオシロスコープに通すと、波の形が現れるからだ。この波は周波数を表していると表現してもいい。つまり音波のコードが、我々を和やかな気分や高揚した気分にさせる。

 これは体のどこが関与して、そういう状態を作るのだろう。耳から入った信号が脳に運ばれ、脳のどこかの細胞が励起するのか。
 白みかけた4時前にFMで掛かった松任谷由実のハロー・マイ・フレンドを聞いて、そんなことを考えた。いや、きっと日本人のDNAに、モロに働きかけているのだ。だから日本人は公共の場できちんとマスクをし、他人に迷惑が掛からないように気を配ることが出来る。

 他国の状況を見ていると、この習慣が大きく貢献しているに違いないと思う。きっと音波の遺伝子コードがDNAに働きかけ、メロディに乗った言霊と共に作用した結果が、礼儀正しい日本人を作ったんだ。

 戦争中の作曲家は、これに巻き込まれた。勇ましい行進曲が国民を奮い立たせ、我々の先輩たちが飲み会の席で無責任に歌うんだ。おかげでオレたち戦争を知らない世代も、結構な影響を受けている。軍歌は、好きですよ。実戦の経験と連携して、いないから。

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