松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「河野年金」は、最高の政策。

2021-09-29 14:19:10 | 日記・エッセイ・コラム
 自民党の総裁は誰がなるにしても、河野さんの政策、「基礎年金保険料を全額国庫負担」は、素晴らしい政策だ。
 これを実施すると、その月からサラリーマンの手取りが1万6000円増える。実質、現金を配ることと同じ結果が得られる。しかもこれのいい所は、1万6000円が切実に痛いと思っている人ほど、有効に届くという所だ。つまり「格差是正」も一緒に機能する点だ。1万6000円の出費が大したことないと思う人には「それなりに」。痛い人には「ありがたく」届くところが素晴らしい。

 彼が言った時には、オレはあっちの方角を向いていて、意味を理解していなかった。すぐに攻撃されるのが、じゃあそのカネはどっから出る、ということだ。これを増税でまかなうのが「最悪の一手」だ。プラマイZERO。なんの意味もない。当面は赤字国債で当てるんだそうだ。

 注射1本ですぐに効いて、徐々に体調が良くなる。こういうイメージ。
 そして第3に、「税金」と会計の違う「保険料」をなくす事によって、基礎年金に係る非効率な制度・組織・余計な手間を省くことが出来る。
 こういった優れた政策は、潰されやすい。潰すのは金持ちと大企業。それにおべっかを使う、官僚や政界の実力者。

 だからもし河野さんが首班指名を受けたとしても、難しいだろうと思う。
 所詮、この世は、そんなもの。大事ない、大事ない。
 どっちにしろオレはもう、年金をもらっている方だからな。
 田舎の片隅で、「スイッチョン、スイッチョン」鳴いているだけさ。
コメント (2)
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