海外で活躍する全自動PCR検査システムの、核心部分の製造を担っているのは、なんと秋田県の会社だった。
それは秋田犬のふるさと大館市のNPSという会社だ。
NPSが製造するのは、核酸自動抽出装置。手作業であれば3時間ほどかかるところ、30分で済む。
ほかに検出するための試薬も、大館試薬センターで製造しているそうだ。
なんてこった。これが20年も、日の目を見なかったとは。
これと、唾液から取る方法が確立したら、鬼に金棒じゃないか。検査する人のリスクが格段に減る。もっとも日本の国策として、PCR検査は極力しないというなら話は別だ。
今の日本には勢いがないかも知れないが、日本発の技術、日本産のクスリ、過去の財産で充分勝負できる。アビガンでしょ。リウマチ薬のアクテムラ。抗寄生虫薬のイベルメクチン。膵炎の薬であるカモスタットも有力だ。
もし、彼に、その気があれば、コロナは怖くないと証明できるんだがなあ。