松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

オレが口車に乗ったわけ

2020-05-01 05:31:57 | 日記・エッセイ・コラム

 流しの上に付いている、小さな蛍光灯のひもが切れてから大分なる。

 或るきっかけで、新しいのを買おうということになった。それで分解して、どっから電源を引いているのか、取り付けはどうなっているのか、調べた。

 それを見て、ひらめいたんだろう。妻が「ひもを、取り替えればいいのよね」と言う。

 その時オレは、ネットの長い文章を読んでいて、頭がボーッとしていた。あー、それもそうだな。と答えてしまった。

 それからが、長かった。スイッチは半田付けした配線とともに小さな箱の中に収まっていた。その部品にひもを通して、穴から抜かなければならない。

 コーヒータイムを取って、ゆっくり考えた。オレの場合はココアタイム。砂糖を多く入れ、甘くして飲んだ。大変うまかった。

 さて、えー、ピンセットだな、まずは。

 和時計を作った時のを思い出した。それや、これやで、1時間ほど掛かって作業を終えた。ぐったり疲れた。こんなに、頭を絞ったことは、しばらくなかった。


 
 オレは勘違いしていた。ものを書くには、曖昧な記憶力とネット検索の時間があればいい。ものを作るということは、想像力プラス細かい手の動きが必要だ。

 浮いたお金で、高級な吟醸酒を買いに行き、晩酌したことは、言うまでもない。

 と書いておこう。出掛けるのが面倒だから、イオンの発泡酒でいいわ。

コメント
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