松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

PCR検査(全自動)は、日本の技術だったのか。

2020-05-10 06:06:06 | 日記・エッセイ・コラム

 まったく。情けなくて、涙が出てくるわ。死者の数が少ないと、喜んでいる場合じゃなかったわ。

 フランスやイタリアなどで活躍している全自動PCR検査機器は、千葉県松戸市のプレシジョン・システム・サイエンス社(PSS社)がOEM供給している製品だそうじゃないか。スイスのロシュ社の機械にも中枢部分にPSS社の技術が組み込まれている。

 これが信じられない事に、いまだ厚労省に認可されていないそうだ。

 「日本では未だに利益団体と政官財の利権構造、既得権益、岩盤規制、官僚主義、お役所仕事に、がんじがらめになっています。そのためにPCR検査の核心的な技術を持ちながら、それを拡大できないのです。」

 「専門家会議の状況分析・提言はそうした視点を全く欠いています。」

 と言うのは在英国際ジャーナリスト木村正人氏。失われた30年という修辞句は、ここでも登場する。ああ、日本は何をやっているんだろう。

 最終的には、国民が目を覚まさないから。

 選挙で意思表示出来ないから。

 オレたちの声が小さいから。

 自分の無力さを、痛感する。そういう、日曜日だ。

         木村正人怒りの鉄拳

コメント (1)
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