松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

あおり運転には、きっかけがある。

2018-12-16 08:17:41 | 日記・エッセイ・コラム

 あおり運転を、悪の権化みたいに非難する風潮があるが、それは一面だ。

 どんなに悲惨な結末になろうと、その前には相手を怒らせる行動があったはずだ、と思う。

 キレやすい人間は、ここにもいる。私も前はそうだった。

 きょうは、3度までは我慢しよう。そう思って、職場に向かう。3度は、あっという間に来る。
 マイペースで遅い車は、まあいいとしよう。速度が上がったり、下がったり、それは許せない。登りか下りか、分かってない証拠だ。また広い視界が確保される場所は速く、対向車で邪魔な所は遅い。つまり追い越し禁止の区間はゆっくり。解除されると、速くなる。追い越せない。
 なんてことは、ザラだ。前の車が左折する。なんで一旦、右に寄るんだ。内輪差のあるトレーラーじゃ、ねえんだから。まず100人が100人、やってる。バッカじゃねえのか。

 自動車学校を優秀な成績で卒業した自分には、理想の運転が頭にある。左折車は、左に寄りながら左折する。それが、当たり前の曲がり方だ。私の後ろの車は、とても楽だろう。

 そんな人間が、加害者になることもあるだろう。被害者の自分が、きっかけを作ったとは、思いもしない人間はいるんだよ。

 と言っている私も、間違った運転はする。慣れない道路での、車線選択は難しい。完璧でないと自覚しているだけ、自分は進歩したのだろう。

 

 ps. 自動車学校の卒業式で総代を務めたからって、自慢にはならない。

    自動車学校という営利企業が最も良く、悪質ドライバーを輩出している要因だからだ。

    悪質ドライバーとは、ここではヘタな人という意味。

    ヘタな人とは、凶器を扱っている自覚が無い人。

  

コメント
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