松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

奇跡の人

2016-06-14 17:10:56 | 日記・エッセイ・コラム

 NHKのドラマ「奇跡の人」が終わりましたね。ヘレン・ケラーと同じ3重苦の少女の母、麻生久美子と田舎出の愚直なバカ、峯田和伸の物語です。今、鼻水が出るドラマは少ないですが、これの8回で完結の後半戦は泣きました。

 バカが似合う風貌で、バカが出来る役者はそういないと思います。田舎丸出しの峯田は、銀杏BOYZというロックバンドのミュージシャンだそうですが、もったいないです。NHKはいい役者を発掘したと思います。主題歌も、シンプルですが、グッとくるものがあります。38才にして、峯田和伸は役者としてブレイクすると思います。

 イチローの記録で、盛り上がっています。まるでプレッシャーを感じていないようだ、と高橋尚成が感心していました。まわりが騒ぐほど、イチローは興奮していないのでしょう。この「禅」の境地のような静けさが、なにより調子の良さを物語っています。

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