松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ブラタモリの、ファンだからこその注文。

2016-06-21 16:07:12 | 日記・エッセイ・コラム

 ブラタモリは面白い。面白いし、その土地がなぜ栄えたか、その理由が良く分かる。

 しかし番組としての面白さは、そこではない。博識のタモリに、謎かけするからこそ面白い。だから、現地のスペシャリストに、ひとこと言いたい。

 「外国船が来ると、ある設備が必要になってきますね。それは何だと思いますか?」

 タモリに対して、なんて失礼な聞き方をするんですか。そうじゃ、ないんだなあ。タモリが自然に答えを引き出せるように、質問の仕方を工夫して欲しい。「何だと思いますか」は禁句です。いつも見ているでしょう。あなたも。

 「必要になってきますね。外国船が航海を終えて、くたびれて帰ってくるわけですよ」「すると何かが必要になってきますね」そういう風に誘導して欲しい。

 そうでなくとも、タモリは答えますけどね。博識の上に、感がいいですから。結局、「娯楽設備とか」と言ったあとに、「ドックか」と気が付きます。

 そして、ちんぷんかんぷんの新人アナウンサーが、話についていけないところが、アクセントになります。この落差も楽しみましょう。

 今回は「なぜ横須賀は要港(ヨーコー)っスカ?」という初のダジャレテーマ。空母ロナルド・レーガンにもお邪魔します。

 「初めてで空母に乗るって、すごい幸運だよ」とタモリ。「俺、空母に乗りたいと思って、もう50年は経ってるよ」「キミ、乗りたいと思ったの、さっきでしょ」ニュースを読んでいる姿に、違和感を感じる私です。

コメント
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