前回、中途半端に終わったので、解説をしましょう。ヒトはサルから進化するのに
突然変異と自然淘汰によって生まれたのではない、と書きました。まして神が造った
ものでもありません。これを比喩として使えば、まんざらハズレでもありませんが・・。
突然変異というのはアトランダムに発生します。それがたまたま生存に都合が良く
働く確率は、宝くじに当たるより低いです。うまくいって、奇形のまま何とか生きられる
程度でしょう。もし言葉が話せるサルが出現したら、仲間は恐れおののいて、避けて
いって、ひとりぽっちになるしかないでしょう。ひとりで生きるには自然界は優しくありません。
四つ足で歩く生物が直立歩行をするには、足がまっすぐになったくらいでは
済まされません。直立の姿勢を維持するためには、多数の関節が同時に変化
する必要があります。教科書から引用しましょう。
「先行人類から直立人間への移行は、大量の突然変異が同時に起こり、
上肢と下肢のすべての関節と、脊髄と頭部の接合部が一挙に更新される
ことによって実現されたものと推測される。頭蓋骨から脊髄へ抜ける穴の位置
が移動することによって、後頭部の飛躍的な成長が可能になったのだ。
この動物の頭蓋骨は一挙に大きく成長し、突如として彼らは立ち上がったのだ。
赤ん坊の頭蓋骨がまだ骨組織として固まっていないのも、この事実と関連している
可能性がある。生誕後に脳の容積が増大しやすい仕組みになっているのかも
しれない。」 これが散弾銃をやみくもに撃っても、ミロのビーナスができない理由
です。
つまり、途中の中腰で歩く中間種は生まれない、という意味でもあります。そんな
サルがいたら、たちまち腰を悪くしてしまうでしょう。頭が重くて肩こりがひどい、
ぎっくり腰のサルなんて見たくもないでしょう。違いますか。
次の問題は、じゃあ誰が大量の遺伝子操作をしたのか、ということでしょう。
その答えは、古代メソポタミアの粘土板文書がヒントになるのではないで
しょうか。ゼカリア・シッチンが解読したシュメール文字に、そのことが
書かれているのです。ネフィリムとアヌンナキですね。
じゃあ彼らは何のために。
その答えは、土星の輪と関連があると思うのが私の考え。
では、いったんコマーサル。