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花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

ショウキウツギの花の後

2017年06月18日 | 松戸周辺
ショウキウツギ(アケボノウツギ)の花を見たいと出かけたのに・・・
今年もとうとう花の姿を見ることなく終わりました。すでにガクの花になっていました。
千葉大園芸学部の学舎に寄り添うように咲いています~  
学生さんも写真に撮り楽しそうでした。     2017.5.29





花壇の奥の方でも高い木にいっぱい咲いたよう♪ オオデマリも花を添えています




根元近くの葉は地面すれすれ!


ガクが残り子房がふくらんで♪  毛深いこの姿は気に入っているのでこれで満足!





訳の分からない 調べても全く手掛かりつかめない木・・・バクチノキの花に似ていました。
誤解を招きそうなのでこの部分の感想を消しておきます。
すごく高い木になりそびえていたのです。黒と言ってもいいような幹肌






真ん中上あたりに花序が下がっているのですが分かりにくい


こんな風に垂れ下がり   これに似た花といえば上に向かって咲くと思うのに・・・
終わりに近づいている頃で残念  もっと早くならよかったです。







若い青い実ができていました。



多分・・・ツキミマンテマ

2017年06月07日 | 松戸周辺
3月下旬ごろ江戸川河川敷を歩いているときに見つけた「?ちゃん」
こんなのが何本も生えていてなにかな~ってず~っと抱え込んでいました。



株の根元のほう  生えている場所は乾燥気味で小石がごろごろしているところでした。


中間はこんな感じ


つぼみなのかしら・・・


この下はつぼみでいいみたいです。
花が咲いた後はたくさんあるのに肝心の花は・・・
何度か行って確かめているのにひとつも見ることができないのです。




ふと思い出したことは!
     ※マンテマの仲間で花が咲くのは夜  
     ※咲いているのを見るのは難しい
うろ覚えながら頭の隅っこにそんなことがあったような気がしたのです。
そのマンテマの仲間がこれではないかと・・・ そして そうに違いない! となりました。
そうなるとこの草は 「ツキミマンテマ」
もし合っているのなら花が咲いている場面には出会えないことになりますが・・・




葉は楕円形  下の方の葉は頂部が広いヘラ型






ツキミマンテマとなると! 早速種子を撮ってみなくては!!!
あんまりよく写らず出来は悪いのですがその特徴はあるように思います。
帰化植物図鑑にもこれとそっくりな種子が載っていました。
丸まっている背中側に筋が入りへこんで見える






午前中の比較的早い時間に見てきたものです。
花が閉じて間もないような左  右のつぼみはこの日の夜に開くのでしょう
”淡紅色の花で5弁花 花弁はハコベのように深く切れ込むので一見10弁花のように見える”
と図鑑に記されていました。地中海沿岸原産の帰化植物   ナデシコ科 マンテマ属


種子を少し採取してきたので鉢に蒔いてみようと思っています。
花が咲いたらいいのですが・・・管理下手なので先のことはなんともおぼつかない
「花はいつ咲くの?」 「♪♪♪ はなは よ~る ひ~らく~~~(●^o^●)」
ツキミマンテマで間違えていたらごめんなさい・・・気が付いたことがあればお願いしたいです♪

ミゾコウジュ

2017年06月02日 | 松戸周辺
ミゾコウジュが咲いているのを見てきました。
こんなところによく生えてくれたとうれしかったです。   シソ科アキギリ属




咲き始めの初々しく美しい花  まだ少ししか咲いていなかったです。


折しもシロツメクサやムラサキツメクサなども咲き出した頃でした。  5/19





花をやっと大きく撮れました。準絶滅危惧種





草刈りのときの生き残りのカラスムギ  偶然名前を知りウキウキでした♪









青みが残ったカラスムギ ちょっとだけ見つけました。

枯れ色でも緑でもドライフラワーにして飾りたくなるくらい♪

オニグルミはだんだんぷくぷくふくらんできています


クスダマツメクサ

2017年06月01日 | 松戸周辺
江戸川沿いにはないと思っていたクスダマツメクサが生えてきました。
コメツブツメクサから遅れて一部の箇所にに出てきたのでした。












始めの頃 少し日にちが過ぎた頃 どの段階も色彩的に味わい深い









受粉を終えると花弁は下に垂れるそうです。だんだん薄茶色になって!







久しぶりのクスダマツメクサとの出会いを満喫してこられました。
簡単に下から顔を見られたらいいのに・・・いつかは見てみたい♪

ノヂシャ花の後

2017年05月31日 | 松戸周辺
パッと見たときこれはなに?って・・・なんなのか分からなかったです


じっと見ているうちに そうか~ってなりました。
茶色を帯びているものやその前の段階など入り混じって見えます




ノヂシャの花の後を初めて見ることができました。
ここは乾燥気味の場所で 草刈りもされずに残ったお蔭でしょう。




淡いグリーン色がまだ残っていたひとつ


茶色の果実は2つに分かれ左右に2分した中の片方に種子が1つ入っているそうです。







左下ではちょっと中が見えていました。




これくらいだと少しは・・・左右の分かれ目がなんとなく分かると思います。
この右側に種子が入っているのだそうです。右側は上にちょっと飛び出ています!


ノヂシャのことでは花ばかりに気を取られていましたが運よく果実を見ることになり
偶然の成り行きに感謝したいくらい!

オヤブジラミ

2017年05月30日 | 松戸周辺
江戸川散歩のときは川岸に着く前に先ず松戸神社にご挨拶してから♪   2017.5.19
龍の口からの水しぶきはダイモンジソウに丁度いい湿り気になっているようです








ダイモンジソウではなくユキノシタの間違いでした



胸キュンキュンキュン🌸🌸🌸ただの雑草なのになんて美しいのって目を細め立ち止まっていました。







オヤブジラミ  セリ科ヤブジラミ属  葉は3回3出複葉 見た目からすぐにそう言えない・・・



ヤブジラミとどっち?・・・と迷ったのですがこれはオヤブジラミでいいと思いました。
花柄(果柄)があるということと ヤブジラミに先だって咲くということなどから それに
花の形もヤブジラミとは違うようです。ひっつき虫になる準備は早々できてる!









柱頭は2つ?

これまで敬遠してきたオヤブジラミでしたがこのときはどうしても撮りたいという気持ちに
強く襲われお付き合いしてきました。
咲き始めということもあり美しさがより際立っているときだったからでしょう♪
花の姿をもっとよく撮れればよかったのですが今はもう終盤ですから来季の楽しみにします。
今度は遅く咲くヤブジラミ・・・挑戦したいという気持ちは高まってきています!

白い花の木2種

2017年05月29日 | 松戸周辺
5/19の散歩♪  青空と白い花と白い雲




この花は一体・・・ピラカンサなのかしら・・・
実がついているときはピラカンサだって分かるのに・・・いきなり花を見たら分からなくなりました。
こんな葉をしていたっけ・・・なんともうろ覚えのことばかり多い





枝にはトゲみたいなのが出ているし





結局よく分からずあいまいなままであきらめることになりました。


これはウツギでいいと思うのですが・・・まだつぼみが多く花はこれからいっぱい咲きそうです
藪こぎしてここまで来るのでもう大変  
葦などどんどん草丈が高くなり観察できる範囲が狭まりそうです。





ウツギで面白いことは! 翼がついた花糸 これを撮りたいと思って♪
花がまだいくつもなくうまく撮れなかった・・・と言い訳しておきます・・・宿題
枝や表裏の葉 果実の表面 茎やガクなどに星状毛があるそうです。
ウツギの秘密を写せたら面白そう!







葉はこんな風にしゃれていて♪  葉の表と裏の星状毛は異なる形だそうで顕微鏡写真を
見たら面白かったです。冬芽の頃の枝でも星状毛が見られるそうです


イタチハギ

2017年05月28日 | 松戸周辺
いつの間にやらイタチハギが咲いていました。        マメ科イタチハギ属
あっちにもこっちにも・・・これほどたくさん木があるとは思えなかったです。
大きくなった木や若芽もいっぱい 若芽はすぐに草刈りで消えていく運命のようですが・・・
新芽を見て感動を覚えたときと この多さを見たときと 気持ちが変わってきたかもしれない



遠目では赤茶色っぽい花としか見えない  でも近くで見ると複雑な色をしています。




花といったらごちゃごちゃ・・・まるでとらえどころがないような感じです。
少しの風でも大揺れ どんな風に咲いているのかをなんとか撮れたといったところ でした。
つぼみはこんな風でした。





”花弁は旗弁のみで、翼弁と竜骨弁は退化している”  のだそうです。赤黒い部分が花弁


強烈な色をしています


色も形も時の経過に伴う変化がすごく大きい






花弁が枯れて落ちるとなんかすっきりしたような!



どこもすごく毛深いです。  花柱にも毛が生えていると載っていたので撮っておきました。


ガクも毛が多い  黒っぽい紫色の花弁はしおれて落ちそうになっています。



イタチハギにもヤナギの毛がくっついていました♪




小石川でもイタチハギを見ていたのですがいつも時期がずれ丁度いいときに恵まれず
悔しい思いをしていましたがここで堪能できすっきり爽快になれました (*^。^*)


ムシクサと黄色の花と

2017年05月27日 | 松戸周辺
オオカワヂシャなどと共に多く見られたのはムシクサでした。オオバコ科クワガタソウ属
青いタチイヌノフグリが丁度近くに立って大きさ比べによかったです。










見たことのない黄色い花が咲いていました。一体これはなんなの?と心が騒いで♪


花にすごく特徴が・・・そう言っても見ているときはただの黄色の花 くらいにしか思えず


写真に撮ってやっと分かる程度の頼りない花弁をつけていたのでした!




様子がよく分かるのが撮れました! 申し訳程度の細っこいあるかないかのような花弁
その分立派で大きな黄緑色のガクはとっても目立っています!
これは「コバナキジムシロ」という中国・朝鮮半島原産の帰化植物と図鑑に載っていました。
萼片に比べ花弁が著しく小さいことではほかに似た種類がない・・・ということです。
関東地方を中心に広がりを続けているらしいです。  バラ科キジムシロ属


花弁の下に大きな萼片 その下には披針形の副萼片がつく
果実(痩果)はばらばらで苺状にならない  




果実ができたら写真に撮りたいところですがその後行ってみたらもうなんにも残っていなくて・・・
草刈り第一陣の出番が終わった後だったようでとっても残念ですが来季を期待してみます。

オオカワヂシャ カワヂシャ

2017年05月26日 | 松戸周辺
川岸近くに行ってみると野の花が色々!その中に紫色の花が!
名前がすぐに出てこなくて・・・しばらく時間がかかりました。
分かった途端・・・なぁんだってなったのですが!
パッと見た瞬間クワガタソウのなにかだ♪と胸が騒ぎました。  
帰化植物 オオバコ科クワガタソウ属 のオオカワヂシャでした!









右下に同じような色をしたトキワハゼの顔が・・・










色々がごちゃまぜに生えている中で白い小さな花を咲かせていたのはカワヂシャでした。
花色は白に近いうすいピンク色で両方の花が隣り合って咲いていました。
カワヂシャは 在来種   オオバコ科クワガタソウ属
オオカワヂシャに比べ数を減らしレッドデータブックのレッドリストに入れられているそうです。







肉眼では白に見えましたが写真でアップに撮ると薄いピンク色





周囲には野草の色々が混在しこの一画だけで相当の種類を見ることができました。