棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

入道雲

2011-07-16 07:59:44 | 山郷の暮し
「熱いなーー」といっても、信州の山里。
おそらく、扇風機ですむからまだ楽だよ、と言われそうです。
多くの人が住む都市部では節電節電というなか、
カッと焼き付ける猛暑が続き、もーー大変ですね。

暑さのピークを過ぎる午後三時ころになると、決まったように東の空に巨大な入道雲が立ち上がる。
時にはゴロゴロと景気のいい音を奏でるが、夕立までにはならない。
お天道様が隠れるとひと時花の谷は日陰陽になるが、空の一廓がオレンジ色をおびると、真っ白な入道雲が金箔のようにに輝く。
谷は反射光で照らし出され、日中とは異なる不思議な明るさになる。
ただ今、まい夕刻に興じられる光の大シンフォニーに見入りながら、
今までの人生がこの一瞬にあったのだと思いつつ、グイッと一杯。
バカチョンカメラでは、とてもモノに出来ません。残念だ。


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