棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

製作中

2017-05-09 17:28:44 | 山郷の暮し
連休は初夏を思わせる陽気で、眼下の国道254号は車の切れることがないほどだった。
犬の散歩で、対岸の田んぼ道に出るのにうんざりし、コースの変更も。
田んぼの仕事も始まり、耕運機が横断するときなど気の毒なほどだった。

さて、我が家の桜風景の制作は朝の光を観察しながら、6時にはアトリエに入る。
時には、キャンバスを引っ張り出し筆をとる。
6時から制作のしっぱなし、と言うわけではないが、昼飯以降は創作エネルギー切れして止めてしまう。
朝の光といっても、木々の頭を背後からわずかに照らしている情景。
制作を始めたら真に描きにくい光であった。

頭の隅にモネの朝の作品が浮かぶが、光の状態がまったくちがっていた。
制作をしていて「これは失敗だったかな・・」と思うのだが、真昼の状態にする気はない。
そのほうが描きやすいことがわかっていてもだ。

さて問題は、いつもの小難しい制作意図というやつがモヤモヤとしてきた。
あえて、そんなものは始めから無しでのスタートなのだが、眺めているうちにソレが無いと面白くない。
誰でもむが描けるお絵かきで、私の世界になっていないのである。
そお思った瞬間いやになったりしてしまった。
一日、連休で賑わう温泉に行き、若きお嬢さんたちを眺めて新たなエネルギーを充電する。

右の画面はいつもの宴会テーブル。そこから視線を転じた朝の光景を描きたいのだ。
テーブルには昨夜の宴会後を描きこむ.

少し前の状態。広角レンズでないと撮りきれない。

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