棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

すんき漬けがあぶない?

2009-01-24 20:12:29 | 山郷の暮し
でっかくて分厚い雲が、ボコボコとながれ、ゴミのような雪が舞ってきたかと思うと、ときおり天道様が顔を出してくれる日中。
日差しはけっこう暖かいのですが、天気図をみると寒いサブイ冬型。うれしくはアリマセン。と、思っていましたが夕刻から雲が消えだしました。
20時の天気図をみると、冬将軍が大和の国を占領しています。昼間の雲たちは小部隊だったのか、と、らちもないことを思いながら輝く星空を仰いで、たち小便をしました。

地域TV番組で、木曽地方特産の「すんき漬け」のことを報道していました。
以前に野沢菜漬けの投稿のおりに、甘酸っぱく発酵した独特な「すんき漬け」を紹介致しましたが、気温の上昇傾向でこの漬物製造に異変がおきているらしい。気温が6度くらいになる10月下旬あたりから、かぶ菜をお湯で雑菌を殺す。暖かい其のまま樽に入れ、前年度からの「すんき漬け」を発酵の元として入れる。密封保存--低温でゆっくりと発酵させる。と言う段取り。
ところが、11月にはいっても気温が下がらず、雑菌が繁殖しやすくなっり、ベテランのカーチャンでも失敗してしまう。
この時期10年間で2度近く高く上昇。漬物温度的にいいのは、12月に入ってしまうらしい。それでは、材料の菜っ葉がだめなのか解りませんが、苦慮しているようです。
この酵母菌を研究している学者曰く、ヨーグルトよりも優れているようだが、それがナンダか聞き漏らしてしまった。
美味いすんき漬けで、チビリチビリもたまりませんなーー。

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