棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

雨だれの音楽

2009-01-23 09:40:37 | 山郷の暮し
昨日は一日中、お天道様のお顔を見ることが出ませんでした。気温は2-3度と寒くはなかったのですが、なんとなくいけません。
路面の雪はすっかり消え、この谷を抜けるとほとんど雪はありませんでした。
よく行く店屋の周辺は、全くと言っていいくらい雪がありません。オヤジさん曰く、不思議だがこの辺だけ雪がすくない、と言うのだ。溶けやすいということになれば、地熱や地下水と関係がありそうだが、降雪量が少ないとなると????狭い地域でそんなこともあるのでしょう。
 今朝も新しい雪が1cmほど被っていましたが、気温はたかく、雨だれの音が、柱時計の規則正しいリズムをかき乱すごとく真に賑やか。
なんとなく聞き入ってしまいました。うまくいえないのですが、ばらばらのようでいて、全体がそれなりにまとまっている。ものすごく複雑なリズム構成の現代音楽のような・・・。
 9時を回るとお天道様が顔を見せてくれました。
谷間の霧が沸き立ち、騒ぎ出しました。雨につけ、風につけ、そして雪にしろ、眼前に繰り広げる谷間の風景は、理屈はともかく曼荼羅世界を具現していると感じるのです。
今日は暖かな一日になりそうです。

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