棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

「落語家論 柳屋小三治」から・・甘党談義

2012-12-21 09:17:30 | 山郷の暮し
甘党談義
「落語家論 柳屋小三治」からですが、前回は塩の話から思いつくままに書きました。
三味渾然の美味さなどといわれますが、味付けで三要素といったら塩・砂糖・??(スパイスですかねーー)なんですが著書の甘党談義に「日本の砂糖は旨くない。科学的な神経にチリチリとした刺激感でしかたがなく脳のほうでー甘いーというような答えを出す。というような甘さです。」とあります。

私は岩塩については実際にその旨さを知っていますが、本を読んで「砂糖よお前までか」という感じです。
海外の砂糖はキツイ甘みではなくフワーッとした甘みで、特にイタリヤが美味いとあります。
そして、フランスの角砂糖の結構さ!!。(私は気が付かなかったなー)
クリスマス間近でケーキを食べる機会が多くなりますが、確かに美味い甘みは品がありますね。

お菓子作がはやっていますが、肝心の砂糖についての薀蓄はあまり聞いたことがありません。
味にうるさいといわれる日本人ですが、今の食生活では手前味噌的なことで、本当の甘味を知らないのではないのかなー。
日本古来からのほんのりとしたアマミや塩加減の料理がなくなっています。

私は甘みについて特に関心はありませんでしたが、インドの飴は美味いとおもいます。
果物の味・香りも本物で、日本のように包み紙やケミカルの香り・匂いではない。
甘いものが好きなインド人。日本の飴にはしかめっ面をすることでしょう。


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