棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

花見

2014-04-08 10:08:31 | 山郷の暮し

甲府の友人から「花見でもしませんか」の一声で、喉は猫並みにゴロゴロしてくる。
気になったのは花冷えの予報だが、花より団子 の我々だ。

驚いたことに長野県を抜けても、ヤブ山の北面にはまだ雪がしっかり残っていることだ。
この花の季節は幾度も山梨の花見をしてきたが、こんなことは初めてだ。
国道を走っているだけでも、無残につぶれたビニールハウスを見て取れる。
甲府盆地に入りだすとポツリポツリと花の数がふえ、進むにしたがい咲き誇ったサクラの木が増える。

友の案内で盆地各地の花見所にいく。
幾分肌寒く、花の下での宴会よりも暖かい部屋のほうがヨカンベーー、というふがいなさ。

山梨といえばやはり富士山だが、これが分厚い雲の中。
それでも時折見える姿は真っ白で、写真的にはワンポイントかけるが、やはりアルと気分がいい。

山梨は果物の産地で、梨・桃・ぶどう・・・菜の花などと、サクラとミックスした風景を楽しめるのだが、
今回は桃の花が咲き出したばかりだった。

今日あたりから最高の風景が見られるのではないだろうか。




花が咲き乱れる春祭り

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