棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

安保法案の危険性

2015-08-27 16:35:04 | 山郷の暮し
雨模様の昨日は涼しさをこえて寒くさえあった。
窓辺の温度計は20ド前後で、9月下旬から10月の温度らしい。
気がつけば草薮はすすきの穂が雨に濡れて、薄ら寂しく見える。

夕方より、以前から誘われていた「護憲平和集会」に行く。
説明するまでもなく安部首相が打ち立てた「戦争法制化」の反対である。
地域集会といっても数十人の集まりで、第一回めとしては大した努力だと思う。

信州大学教授による「安保法案の違法性と危険」についてクールな分析公演があった。
中でも「集団的自衛権」という ことば にだまされてはいけない。
自衛となると、安部首相が唱えている「家族を守るのだ・我が家を守るのだ・国を他国から守るのだ」
という自衛というと 「そうだ ゴモットモた゛」 となる。
しかし本音は 「他衛」 で、日本が攻撃を受けていなくとも親密なアメリカを衛(守るため)。
つまり 他衛 ということで我が国が直接攻撃を受けなくても、武力攻撃が可能にする。
その他 憲法学からいくと明らかに違憲・違法なことが秘められているという。

学者の緻密な解析にはさすがだと思ったが、我々は「何となく肌で感じる危険性」で、
晩酌も後回しにして集まっているのである。

集まった多くの方々は私と同じ、60年代の安保闘争から70年代のベトナム戦争反対を知り、
中には運動に参加をしていた人たちもいることだろう。
結成集会に初参加して当時のような血のたぎりこそなかったが、背筋がグッと伸びる気がした。 
 

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