棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

「内なる輝き」-2

2013-11-19 10:28:39 | 山郷の暮し
11-19
よく晴れていますが風が冷たい。
我がアトリエは古い養蚕所のため天井は高くていいのですが、その分寒い。
暖房をきかせようとしても、すきま風と放射熱でどうにもならない。これからしばらくは母屋に移動することになる。

昨日に続きミレーの「内なる輝き」表現なのですが、そのことに気づかさせてくれた一番の作品の題名が分からずご紹介できないのが残念です。
言えることは、美術書などには取り上げられていない作品です。
ミレーの作品はテクニックを超えた、敬虔な信仰心と人柄に裏打ちされたものであることはいうまでもありません。
そのことを十二分に承知をしながら、20歳後半からミレーの技法模写をしたものでした。

衝撃を受けたミレーの作品をようやく咀嚼でき、私なりに描き出せたのは1995年の秀作「輝く物体」です。・・・ボケ写真()
画用紙に描いたものですが、今もって寝室にかざっている。
この習作から何枚も「内なる輝き」を描いていますが、納得のいく作品はできていません。

只今製作中の作品の意図は必ずしも特定の宗教観ではなく、意識をすることによって観ることができる世界を表そうとしています。
昨日の投稿でも書きましたが、なんとも支離滅裂な文になっているかもしれませんが、文にすることによって
制作意図を整理し、明確にせんとする製作過程だとご勘弁ください。



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