棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

銭湯は楽しい

2013-01-29 10:11:59 | 山郷の暮し
日曜日に松本市内に残る銭湯に行った。
この風呂屋は塩分を含んだ湯で、それなりに知られているが、戦後間もない造作のままである。
人っ気もなくサブイのではないかと覚悟をしていたが、なんと大賑わい。
最近、外湯(近くの温泉・銭湯など)でこんなに混んんでいることは久しく見ていない。
20人近く入浴し、其の大多数はジッチャンばかり。
浴槽にはしわくちゃな翁や色艶のいい布袋面がプカプカ。
ジッちゅん連の話をそれとなく聞いていると、町内の方ばかりでなく、寒い中をトコトコとやってきているらしい。若い連中は車でくる範囲だ。
「葬式に行ってきたわい・・。財産なんかわ生きているうちに決めておいたほうがいい」という話はたちまち大きくなって、将軍様は世継ぎでこうだったと転じる話に「????? 」
どうやらTV の物語とミックスしてきているようだ。

よたよたと出口で迷ってしまったジッチャンに「だいぶボケたなーー」
と言った方は、ジッチャン連の中でまだ若い方だったか。

「いつもこんなに混んでいますか?」と聞けば「いやーー今日は珍しい。こんなだったら風呂屋も儲かる」
銭湯はおもしろいなーーー。



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