棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

 14-友の遍路便り

2009-05-14 13:32:27 | 四国遍路
五月の強い光にきらめいているのに、ときおり激しい風には冷たさがある。2-3日前には真夏日だったのに、上着を必要とする。
こいのぼりがきりきり舞いをしています。

今朝の便りには足摺岬まで20キロ。発心=徳島 修行=高知 菩提=愛媛 涅槃=香川 と称しているんだそうです 。高知は 寺と寺がひじょーに離れており かなり厳しい道のりですので早く修行を終え 愛媛 香川と行きたいです。 ちなみに 今日は足摺岬まで20km地点まできました

本によると、スカイラインをさけて半島をS字型にうねったあと、岩がちな海辺をていねいにたどりながら、窪津・津呂・大谷といったふるい漁業集落を得ながら岬へ歩んでいるのであろう。
海岸は急な斜面になっているところが多く、段々畑に人懐っこく、暖かな半農半漁の人たちが迎えてくれる。とある。

13-友の遍路便り

2009-05-13 18:30:12 | 四国遍路
手元にある本「四国遍路で生まれ変わる」は、私が壁画をさせていただいた住職の著書だ。残念ながら数年前になくなられてしまったが、僧に成り立ての昭和54年から3度遍路をしている。いずれも托鉢をしながらの、四国遍路を綴ったものです。
現在の様子が、当時とどれほど違っているのか私には見当がつかないが、歩くということはまったく代わらないつらい旅にちがいない。
それだけに人々の人情には感謝感激、至福の感動を得ることができるのであろう。
この本には、太平洋に沿って歩む長丁場でであった人々の親切に、ひときは感謝の意を書き表しています。
メールはドノ地点の地蔵堂かわかりませんが、遍路でなくては決して味わえない心境へと昇華してゆくようです。

地蔵堂 あと二つで 修行(高知)が終わり 菩提に入ります 早く涅槃 に入りたいです いまわただ 修行です

12-友の遍路便り--ひたすら歩く

2009-05-12 17:43:44 | 四国遍路

足摺岬まであと70キロ とメールがとどく。
ということは、高知市内の巡礼を終え、36青龍寺から海越え山越えし37岩本寺。そして、38金剛福寺へは八十八か所中最長の道のり、ほぼ100キロの4-5日行程だ。テント野宿が基本の遍路だから、宿探しにウロウロすることはないが、手元の本によると、小さな町ばかりだから、宿泊地の予定を立てておいたほうがいいとある。
ひたすら歩く。こりゃー大変なことだ・・

11-友の遍路便り

2009-05-09 08:11:09 | 四国遍路
今朝は谷の隅から隅、見上げる無限の空まで皐月の気に満ちています。
通勤通学の方々もきっと気分もいいことかと思います。日本経済もこういきたいものです。
今日の友の遍路は、28番の大日寺から始まるようです。
ブックによりますと・・・山門を入り、石垣を上がったところに明るい雰囲気の境内が広がり、新しい薬師堂の建物がめをひく。
人里近い気安さと、山中の静けさを兼ね備えた好ましい寺である。・・・一杯のお茶が私を生き返らせてくれた。


高知市にて 今夜の宿は ほうしん亭(善根宿)食事付き まるでホテルです
波の音が気持ちイィ~ 月の明かりも気持ちイィ~ 安芸市にて
響きがすきです 土佐 レゲエをフルボリューム
小五郎と土佐街道を 28番 大日寺へ

10-友の遍路便り

2009-05-08 08:57:33 | 四国遍路
「ボンさんカンザシ買いおおた」魅惑と誘惑。肉(美食)と血(酒)と浴場(愛欲)に満ちた、私も遍路の友も大好きな高知市の大都会の巡礼になるのか。
お風呂・洗濯・身きれいにして、華の町へと繰り出して、お世話になる高知にすこしは貢献しよう。
と私がかの町に数回かよった昔を思い出した。
29-国分寺から30-善楽寺には安楽寺と二つの寺があり、本家争いがあるよおだ。
31-竹林寺 32禅師峰寺 33雪蹊寺 と市内観光みたいだ。
今夜の仕上げはやっぱり巷のあたたかさがよかんベーーー。

9-友の遍路便り

2009-05-07 17:27:42 | 四国遍路
連休は確りと連日の宴会となりました。
私は夏風邪で調子は今ひとつでしたが、ホストとしての役目があります。一升瓶は欠かすことができませんでした・・・。
昨日から雨降りで薄ら寒いが木々の翠は一層鮮やかになってきました。

友の遍路旅は今朝27番神峰寺を発ち、太平洋を眺めながら久ぶりに安芸市の都会風景を見るのか・・・。
40kほど歩み28番大日寺あたりに野宿か・・?
メールより
ここわ 思い出の 場所です・・・・写真
朝から洗濯ーーー27番 神峰寺 の手前 この所から5kmの 上りだ

8-友の遍路報告

2009-05-05 13:09:27 | 四国遍路
23番薬王寺から86キロの長丁場をテント・鍋釜・浮世の大荷物を引っ張りながら2日間で踏破。
24番最御崎寺から御蔵洞は、19歳の空海が修行した、太平洋の荒波に面した洞窟で、「求聞持法--ぐもんじほう」を成就した聖地。
いまわ、遍路観光バスめぐりの最重要地点。地の果ての岬は、孤独と戦った空海のころとはあまりにも違っているであろうが、面前の海・空は少しも変わっていないと思いたい。
友からの電話の声は弾み、海辺の人たちのもてなしに感激をしていた。
ある人は風呂に入っていけ。またあるひとは、今取れた魚だ食え。遠洋漁業から帰ったばかりのアンちゃんから、オマエ気に入った飲み明かそう。そして、二日酔いの出発・・・・。
遍路旅の醍醐味を楽しむ余裕がでて来たようです。

きたぜ 室戸  どうだ!空海!  
これぞ 空海・・・昨日 の お泊まり 酒つき 飯つき 心つき 『ありがたや 鮪漁船の 心いき』
忘れられた にっぽん・・・どっこい まだまだいきてます にっぽん はしっこ 室戸岬

7-友の遍路報告-高知県にはいる

2009-05-04 08:46:14 | 四国遍路
23番の薬王寺からはいよいよ高知へ入るようですが、24番の最御崎寺(ほつみさきじ)まではなんと82キロの長丁場。
ひーひー歩いて2日。山が迫り小さな漁村が点在する道は、車道と重なりしんどそうだ。
徳島県と高知県の県境の「三床トンネル」を抜けると土佐に入る。このあたりの海岸で一息もいいのでは。先は長い。
本(四国遍路で生まれ変わる)には室戸への道はどこまでも続く海の道。あせらず黙々と・・。この寂しさ、苦しさを・・ 座禅は静である。歩くことは動の禅定ではあるまいか。
まーー大変な道のり。昔と違ってコンビニはあるし、バスもはしいっていることでしょうが、歩くと言うことは昔と少しも変わらない。
むしろ、アスファルト道は疲れるようです。
蝶にさそわれて歩んでください。

6-友の遍路報告

2009-05-02 17:00:10 | 四国遍路
歩き始めて10日とチョット。バスは当然だか山頂の寺へのロープウエイもつかわず、ひたすら歩いているようです。
いよいよ足にマメが重なりだし、痛さは限界点まで。
22-3番にはいったのか。雨の日はきついが、今度はカンカン日照りの中は暑い。その上マメができてさぞかし辛いことだろう。

痛くて 泣きそう・・13-30
そうだ ネパールで買った ゾウリスタイルにしよう・しかし 限り無く ホームレスふうでもある
海陽町 遊遊?? 風呂つき 高知まで 15km 13:44
自分に ごほうび 真昼間 から 風呂入って 一杯 14-00

5-友の遍路報告

2009-04-29 08:23:44 | 四国遍路
光溢れた平穏な一日になりそうです。鶯がやけにデッカイ声で盛んにないています。
友の遍路は19番立江寺までいったようで、本堂の階段したでテント張りの写真が送られてきました。
今日は「神の住む山」といわれる鶴林寺から21番大龍寺に至るのか・・・・
2009/04/28 18:16
18番回って 19番本堂階段下 が今日のホテル 。 疲れました自分をほめてやります
ハーレー ごとき に 小五郎わ負けません。18番 門前にて
(荷物満載の遍路ハレーダビットソンと並んで、友の手押しキャリヤの巡礼荷物の写真)

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本