岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ステップ&スワーブ

2012年11月29日 | 技術
写真は、「ラグビーマガジン&ラグビーワールド」から使わせてもらいます。

【ステップ】

抜きたい方向と反対に一度ステップを踏み、ディフェンスの重心を崩しておいて、一気に逆のサイドを抜き去る。
最初の踏み込みに勢いがあるほど、ディフェンスっは引っかかります。

たとえば、下の写真では、先に左に踏み込み、ディフェンスがそちら側に体重を移動させた瞬間に、右に踏み込んで抜いています。
素早い体重移動が決め手です。
※ディフェンスの前でチョコチョコと動くのではなく、左右の踏み込み一歩ずつでいいので、計2歩の体重移動でディフェンスをずらして抜いていきます。

ディフェンダーの正面に向って走り、相手との距離を縮める。スピードを落とさない。


スピードを落とさず、抜きたい方向と逆の足を踏み込む。スピードを落とすとディフェンスが引っかからない。


次のステップで、抜きたい方向に足を踏み出し、下半身を素早く移動する。
上半身ではなく、下半身をスムーズに体重移動させて抜いていく。




【スワーブ】

ステップ(サイドステップ)がディフェンスとの距離があまり無い場合に使うのに対して、スワーブはディフェンスとの間合いがあり、さらに外側に大きなスペースがあるような場合に使います。
円を描くように、相手のタックルが届かない範囲をトップスピードで走り、相手を振りきります。

ディフェンダーとの間合い(距離)があります。


ディフェンダーに向って1歩内側に踏み込み、スピードを落とします。
スピードの緩急(チェンジ・オブ・ペース)により、ディフェンダーに的を絞らせないことが大切です。


相手が自分に合わせてスピードを落とした瞬間に、腰をひねって大きくコースを変え、外に大きな円を描くように走り、トップスピードで抜き去ります。
相手ディフェンダーとの間合い(相手のタックルが届かない間合い)をしっかり見極めることが大切です。


最後は縦に振り切ります。