岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

縦・縦・横 その2

2011年03月04日 | ビデオ連続画像
前回のブログの続きです。

フォワードが連続して縦を厳しく攻めたことで、相手の人数をかなり内に(密集近くに)引きつけることができました。


サポートも早く来ています。
バックスから見れば、ここは是非ボールをもらいたい場面です。


フォワードは、まだまだ縦に行きたいと思います。
ただ、ここでフォワードが縦に行くことは、相手の中に突っ込んで行くことになり、相手にからまれる危険性も高まります。前に進めてもそれほど長い距離は進めません。
フォワードが「行きすぎるな」と言われるのはこのような場面です。

ここで大切なのは、ハーフやバックスの大きな声と、冷静な判断力です。
相手と体を当てて全力でファイトしているフォワードから出たボールを、フォワードの勢いを殺すことなく、冷静にバックスに展開する。
このようなプレーができればゲインできる力や得点力は一気に高まります。


ハーフからの球出しもリズムがよいです。
ここから、スタンドオフ、センタ-が、浅めのラインで、鋭く勝負していきます。






スタンドオフ森Mが鋭く相手の裏に出ています。
森Mの強さを活かしたプレーです。


ここにセンター出Iが、素早く上がってきています。
この瞬間的なスピードの変化は、出Iの優れたところです。


パスをもらって、さらにギアチェンジしてスピードアップしています。




以上、フォワードの積極的なアタックとサポート、スクラムハーフの素早いつなぎ、バックスの素早い判断と勝負、これらがうまくつながったプレーです。

縦・縦・横 その1

2011年03月04日 | ビデオ連続画像
チームの課題の一つに、フォワードの積極性、フォワードがファイトすることがあります。
その上で、フォワードとバックスが連携を求めています。

そのためには、バックスにも、外側を単調に攻めるだけではなく、フォワードを使う意識、フォワードがサポートしやすいようなコース取りが求められます。

また、このようなフォワード・バックスが一体となったプレーを継続するためには、スクラムハーフの早い判断やボールの処理はもちろん、ういているフォワード、スタンドオフ、センター等のが大きな声を出すことが基本です。

今回の画像は、地面に落ちたイーブンボールへの働きかけから、フォワードが2本立てにいって、センターが縦に切り裂いたものであり、非常にリズム良くアタックできています。

今回の遠征では、このような継続した攻めが結構見られました。

ういているフォワードの立つ位置、アタックの方向等については、日曜日の練習でさらに確認しました。
さらに意識を高めていきましょう。

2回にわけて画像をのせます。


イーブンボールへのいい働きかけです。
このような、体をはった忠実なプレーができる選手が多いほど、チームは強くなります。






姿勢が低く、相手に対するプレッシャーもある、まずまずのモールが組めています。


フォワードの縦へのアタックです。


少しでも早く2人目が(ボールを)サポートすることが大切です。




低くラックに入れていますが、一番いいところは、ひざを地面につかずに、少しでも自分で立とうとしているところです。


ひざをついていないことで、次のプレーへの働きかけが早くなります。


フォワードの2つめの縦です。