最近、読んだ本。
「大往生したけりゃ医療とかかわるな」
新聞の広告を見てすぐに買いました。
要するに、自分の体は自分の体(免疫力)で直せ。
自分で治せないものを医者が直せるはずがない。
・・・という趣旨です。
少し、極端すぎると思う部分もありますが、ガンは治療しなければ、
苦しくも痛くも無く死ねる最高の死に方。
ガンのほとんどは老化からきているので、老化は自然の死に方・・というような趣旨です。
私は、昔、慶応の近藤誠先生の本「患者よ、ガンと闘うな」を読んでから、健康診断は全く受けていません。
(ガン検診以外も)
10年近く受けていないと思います。
この本及び近藤先生の他の本を読んでから、健康診断というものに懐疑的になりました。
標準の数値と比べて、少しでもはずれていると病気か病気予備軍ということになってしまいます。
でも、基準の数値が変われば、健康かどうかの定義も変わってきます。
それに、歳を取っていくということは、何かしら調子の悪い部分が出てくるものです。
歳をとって、全く悪いところが無い健康体というのは人間である限り、考えられません。
それなのに、少し血圧が高いとやれ薬だのというのはおかしいと思います。
人にはその人に適した血圧があるはずで、今の高血圧の基準でいえば、
ほとんどの高齢者は、高血圧病となります。
他の検査項目も同様です。
それに、副作用の無い薬と言うのはあり得ません。
ほとんど副作用が無い薬でも、ゆっくり効いていく毒のようなものです。
(副作用が全くなければ、その時点で薬ではありません。)
「医者は体の不調が出たら行くところ」という考えで良いのではないでしょうか。
健康なのにわざわざ、患者になる為の検診は必要無いと思います。
長くなったので、今読んでいる本については、又明日。