日曜日に中学時代の恩師が訪ねて来てくれる。
音楽の女先生でした。
あれから50年以上も時は経過しています。
齢80歳を幾つか過ぎ、今も元気に活躍しています。
おととし、花の頃、庭の花を楽しんでもらいながらのお茶
今回は、ランチを一緒にとお昼にお招きしています。
明日は終日出かけるので、あらかたの準備は今日に。
時期の花が庭に適当なのがない。
「ホトトギス」「水引草」ではちょっと寂しい・・・。
「アンデスの乙女」では樹の花で少し暑苦しい。
近くの里山に今頃「山蕗」の花が咲いているのでは?
昔、子供の頃、木登りで遊んでいた場所でした。
ありました、ありました・・・見事に咲いていました。
玄関に備前の壷で活けてみました。
ぱっと明るくなり、里山の香りが広がっていきます。
この花の名前で以前から引っかかっていたんです。
「蕗」の花ではない。(食用の「フキノトウ」)
葉が良く似ているので、前から、山に咲くから「山蕗」と。
さらに「山吹」(ヤマブキ)
例の歴史に名高い 太田道灌がよんだ1句
「七重八重 花は咲けども山吹の
みの {(実)の、(蓑)} 一つだに なきぞ悲しき」
で詠っているのは「黄金色」 大判小判のもの。
また、同じ山吹で、「白」もあるんですよ。
知床半島には「トウゲブキ」があり、これもそっくりです。
さらに調べてみました。
どうやら、「丸葉岳蕗」(マルバダケブキ)のようです。
これは高山植物ですね。 花の時期も夏から秋。
日陰、湿地を好む。と、ある。
この九州の里山で、今朝持ち帰ったのは
確かに、そのような場所に咲いていた。
ただ、咲いている時期が少し遅いようだ?
この辺だと今頃生息しているのが妥当な気温かも。
僕の小さい頃の記憶でも秋のころだったと・・・。
花は恐らく間違いないようだが・・・・。
取りあえず、「山蕗」から名称を「マルバダケブキ」
に記憶の引き出しを取り替えることにしました。
これが その姿です。
正解でしょうか?
まだ 気にかかる・・・・
水墨画の題材にした記憶が蘇り・・・
・・・・・いろいろ 探した。
あった・・・・「石蕗」(ツワブキ) となっている。
これが正解だ! よかった・・・