黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

燃えつきる? 美を生む「光」の技

2019-12-10 | 日記
 
日が傾きかけてきました。
 庭に車輪の跡が ちょっと気になり箒を入れ すっきりと。
  ひとすじの風が~ 枯れたモミジの葉を運んできます
     

そう、紅葉は散った・・・ 最後の1本の紅葉
真っ赤に燃えているのが「赤紅葉」です。
 今、この時間、西日がもうすぐ落ちていく・・・
そんな瞬間の「光の魔術師」の技です。
 残った葉は 枯れて 丸くなってます。
  手前のいくらかが 西日に当たって・・・透かされて金赤色に
   これこそ、パレットの上では調合できない 神秘的な色です。
 



       

       

 今宵、風が強く吹けば・・・明日には もう 枯れ木だけになるのでしょう。
   「燃え尽きた~」 と、声が 聞こえてきそうです。
   でも、最高に綺麗です。


もうひとつ。 
   塀に面し 隅っこの場所で 目立つことなく 終わろうとしています。
   「枯れ芒」 
     ひとつ ひとつ 小さな粒 が舞いながら飛んでいく~
     
     すすきは 枯れてこないと 目に付きません
       このすすきも こうして 西日が反射して・・・
        銀色になってから 私の目に留まった・・・

       

  こんなに綺麗なんだ~・・・ この粒は 小さな星の固まりのように
   それも、風の仕業ではあるが・・・自分で動いているようにも
    もしかして 詠っているのかな
   

  しばらく眺めていました・・・芸術的な装いですよ。
   芒の 最後の「〆」の姿ですね。
 

  もうしばらくして・・・
 
       西日も今日の務めを終えて沈んでいきます。
 
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