黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

コロナを克服? 筆が語る力作の数々! 

2021-05-03 | 日記
第13回「水彩画の彩展」に行って来ました。

 GWに入って、コロナはますます増加の一途。
日々、「過去最大」の文字は~何を意味する。

福岡県にも「まん延防止」を要請!
 ほんとに大丈夫?
このままいけば~またまた「緊急事態宣言」
 
 先日のワクチン接種予約日の苦戦で気分も最悪…
「ハガキ」での予約を出した途端に~
 役場から、本日の予約で
「いくらか残りが出たので明日9:00より予約を受け付けます」
 だって…何に~もう、怒る気分にもなりません。

 今日の「ひととき」の欄には~ 1日予約で苦闘した結果
 「受付ができた」記事を読んで~

  まぁ、世の中、こんなもんだって。 
 力抜けてしましましたね。

ほんの数秒の差で、「繋がる」・・・幸運としか言いようがないね。

 と、まぁ、しばらく鬱々。

 いつまでも、と切り替えて。

 今日はとってもいい天気
 初夏のような~ 風も爽やか
 つい先日、満開の桜を愛で、すでに葉桜が夏の装い
  休日を「釣り」で楽しむ方も、数人 竿を投げていました。

 
  今川の流れも 心なしか「うきうき」の感じ?
 泳ぐ魚も、そうかなぁ~?
 きっと今日の釣り人は 釣果は ゴールデンかもね。
 


この季節の風景(パレット)には、緑、黄緑、豪華なチュウブが
 いっぱいに絞り出されています。


いつもの道を走り、駅の傍の坂道を一気に上がると~
ギャラリー「みどりの館」に到着です。
                 

  時間は2時過ぎていたので~ラッキーです!
 会場独り占めでの鑑賞です。

 オーナーの中村さんにご挨拶して…あとはゆるりと。

 この会のブログアップも、4回目くらいです。

お馴染みの方の作品が毎年楽しみで…
リスト片手にチェックをしながらのたのしみを。

会場、ちょっと暗い感じ、しかも、窓からの光が
 作品にあたるので、反射して…シャッターうまくいきません。
ボロカメラではね。  
 ご容赦ください 作品の「品格」を損ねてしまいました。

 まず、大作 案内状に掲載のもの。

 木原一郎さん 「老樹(一位樫)の装い」

  まるで写真のよう? 

 高齢化社会の今、最適な画題?
   老樹 今回展示の 「一位」? 
         これあくまでも駄洒落です。 あしからず。

  

 ご存じ 有益人良竹さん

  画題が振るってますよ~「苦肉の作」

  何が苦肉何でしょう? じっと絵を見る…

どれも、いつか見たような~ 小品が集まってる感じだか?
  でも、楽しいよねぇ~ ほっとする。

 

これも、そんな楽しい、ユーモア作品です。

 池田春雄さん 「ギョ! ギョ! 魚」
          今回の目玉作品?
  
隣に 同じ方で… 魚の絵がもう1枚
 題が「番号‼ 123…れんこ鯛」とありました。
 いっぱい並べて 絵にして、 描いた魚が 「れんこ鯛」だって。
    なかなかしゃれっ気のある方と思いますが~



ちょっとムーディな、絵を1枚 ご覧下さい。
 宮脇和子さん 「鹿と少年」
       彼女の頭の中には どんなストリーが?
     

 
  正統派の水彩 
  村本輝子さん 「Y氏の肖像」
 人物描写って、難しいんですよ~、似てるってことじゃなくて
   その人の姿(人となりみたいなもの)が
   キャンバスに投影されているかどうか…作者の心とね。


 祝 三生さん 「忘れ雪」
  色彩の妙  空間の美 
   心穏やかな気分になれますねぇ~
 現代の喧騒とか、華やかさの中での生活から 距離を置いて
   自然の中に身を投じてみる~ 「何か見つかりそう」
 

 
 今回 初めての出会い作品。
 思い切ってるなぁ~ と。

 前川洋子さん 「裸婦クロッキー」

 線で勝負する…大胆です。
  ひとつ間違えば…とんでもない絵に。

でも、なかなか好きな1枚です。
 次回からの作品、どんな形で 出品されるのかが、さらに愉しみ


 山田幸一さん 「ブドウと苺」

 小品ですが、私、お気に入り・・・・です。
  他に、もう1枚 「紫陽花」も。

 部屋暗くて、フラッシュになってしまい…すいません。
       

       

 
長瀬 功さん 「苅田浄水池」

  ほのぼのと、柔らかく 心安らぎ
  音楽で言えば、「ヒーリング」曲が流れている。

 地元苅田町の作者

 故郷という言葉を口にするとき、きっと そばの景色が
   浮かんでくる。 これは、記念碑かもしれない。

  この1枚、 すぐ近くの風景です。
 故郷って、子供時代の思い出? いや、決してそうではない。
  大人になれば、誰でも 職業や社会的環境が変わってしまう が、
 それでも、故郷という子供の時代だけは、忘れがたい共通の
 世界です。
    大事な 風景になるのかもしれません
           いや、風景だって 変わるのですから。

どこかで? ちょっといい雰囲気が 似てるなぁ。
 そうだ、有益さんにも、
   また 津和野出身の日本画家巨匠
     「安野光雅」さん のような雰囲気もあるような


  参考まで~ 
有益さんの1枚    柔らかさ 似てません? 
        

安野光雅さんの1枚


        
 
 描写するだけが絵ではない。
  そうでしょ、全体に醸し出す雰囲気が 味を出すのですから
  作者の自然と相対する眼力が 筆を動かしている ???
  題材にした 原風景にも 意味があるのでは・・・

      偉そうな、描けもしない私のコメントです。


 さて、毎回 楽しみな1枚 ずっとこの方の絵を追いかけています!

   凄いエネルギーの持ち主。  粘っこい探求心!
 大胆な発想と、思い切ったチャレンジ の毎回です。

  画中に潜ませる 心の中のテーマを表現する。
          「連作」です。

    それを探し出す のが「見る側」の宿題なのかな?
   それぞれの「顔」が 、ひとつの言葉を語っている?
       「何を語らせているのでしょうね~」
 
 八並順子さん 「再生の夏に」
   
 

  総勢 80余点の豪華版でした。

   疲れましたけれど~ 本当に充実した時間を頂きました。

それはそうでしょう~ この コロナ禍で懸命に腕を振るった作品
      ありがとうございました。

  会期は 5月16日(日)までです。

   ゴールデンウイーク、出かけるなら、静かで、ゆっくりと
  「絵」の鑑賞こそ、 ゴールデンになりますよ。

   お近くの方     是非ぜひ お出かけください。

 
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。