黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

発掘された日本列島…

2021-02-08 | 日記
 コロナ禍の今、 本当に時間が たっぷりあまる? 毎日。
 読書には少々飽き~ 草取りには少し早く…
 新聞、本、ネットのニュース 等々~ 以前の記事や面白そうな話題を
 今一度・・・追いかけてみたりの この頃。

 そんな折、最近 
 「約、2000年前のカウンターに描かれた壁画」発見!
 のタイトルに目が。
 約、2000年前 イタリアのポンペイ火山が爆発し街が一瞬のうちに
 埋もれて消えた。 
 それから数世紀の時間を経て・・・この街が 地表に顔を出して以来
 数々の新発見が続く。

 そのポンペイで 「ファストフード」のカウンター」
 今年に一般公開されるかも・・・の記事だ。

 これを見てください!
    2000年も前の時代に すでに 賑やかな街に ファストフードの店が
 あって、大勢の人たちが 思い思いにメニューをオーダー~
   これって凄いことですよね。 日本人から考えれば…
  

 この絵は、ここで食べられることのできる食事の内容を示すものとされ
 鶏やアヒルが描かれている~ そんな記事が (2020・12・27)

 そのちょっと前には、ポンペイ遺跡で新たに発見・・・
 「富豪と奴隷の遺体跡」のタイトルで ~ 
 まだまだ これからも  新発見あり ?

 ポンペイといえば こんな絵からでも理解できる 
 誰もがご存じの歴史。
  「カール・ブリューロフ作 「ボンペイ最後の日」からでも
  状況が想像されますが。 

  

 と、ポンペイを追いかけていた最中に、今度は日本の古き時代の
 こんな催しの入場券を頂いた。

         

 そうなんです、わが日本の縄文時代から近世までに日本各地で
 発掘された「古墳」の全貌が一堂に展示される企画。

 この開催は昨年から全国を巡回するものですが、九州では 
 ここ「中津市歴史博物館」のみでの開催なのである。

 我が地域も「古墳」では負けず劣らずの規模ですがまだまだ
 整備されておらず、全貌と そして 発掘された副葬品など
 では少々力不足?
 
 さておき、早速 中津まで足を延ばして来ました。

      

  真新しい近代的で瀟洒なつくりの博物館です。
   開館1周年記念の特別展でもありました。

  入り口では、体温計測、消毒、来館者の記入カードを提出の後
  展示場への入場でした。 展示の写真撮影はOKでした。

   

  日本列島では毎年9,000件近い発掘調査が行われており、
  このうち、近年発掘された遺跡や、差異化がまとまった
  注目の7遺跡約200点を
  速報展示されており、「ほやほや」?のお宝だったのです。

  歩きながら~全体を一回り ガラス越しのもの。
  裸で展示のもの 数々。

  先に 「古き出土品」の香りと雰囲気を味わって くださ~い!

  

  

  ◆時代は~縄文時代(約3100-3000年前)~弥生~古墳~古代~
  中世~近世(17世紀江戸初期)









     


 
それでは 地域の遺跡からの珍品をご紹介しましょう。

 石船戸遺跡(新潟県 阿賀野市) 遮光器土偶 「縄文時代)
     
 宇木汲田遺跡(佐賀 唐津市) 
  翡翠の中でも良質なものでつくられた「勾玉」
        

  伝法古墳群 (静岡県 富士市) 雁木玉
           
            
  土下古墳群(鳥取県 北栄町) 鹿形埴輪
         可愛い・・・ひづめ 見て。


           

   
  長原古墳群 (大阪府 大阪市) 人物埴輪
        
 
  上野国多胡郡正倉遺跡(群馬県 高崎市) 複弁六蓮華紋軒丸瓦
   
        

   百足塚古墳 (宮崎県 新富町) 人物埴輪
  
     「わいわい・・がやがや ? 楽しそう~ )
   

   
   東深井7号墳(千葉県 流山市) 魚形埴輪
        

   愛宕山遺跡(京都府 京都市) 青織部筒向付 (安土桃山)

    近世、それもあの安土時代の そして 古田織部の織部焼が
    戦国の 名だたる武将たちを おもてなし ・・・
     戦乱に巻き込まれて~その後、 器の運命は?
      数百年の時を地中で過ごし… お目見えです。

   
  
  こうして貴重な品々を眺めていますと、当時の人々の生活ぶりが
 列島の多様な文化の中に息づいているのを感じました。
 日々の生活は、自然の環境と共生しながら~時代は変われども、脈々と
 形を変えて受け継がれているのではないでしょうか・・・

  人類の凄さを そして当時の人々のエネルギーを熱く感じ取ることが
 でき、古墳ならず、興奮しての帰り道でした。

 それと、そうひとつの楽しみも。
 今から60数年前に、当時「小倉」での新入社員時代に、
 ここ中津も営業範囲。
  セールス後のお昼、いつも腹を満たしていた 名代のラーメン屋さん。
     「宝来軒」です。
     懐かしの本店に 行ってきました。
 

  午後の時間、数人の客。

  ゆっくりと味わってきました。
  そうそう この味です! ・・・・
  

 ついでに、中津名物 「からあげ」の店を散策し~少しずつ小分けで
  各店の味をと、土産に持ち帰る…

  コロナ禍の一人旅 「GO To トラベル&イート 」でした。 

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。