黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

研修旅行へ

2013-05-10 | 日記・エッセイ・コラム


毎年恒例の春の研修

苅田町老人クラブ連合会主催の日帰りバス研修へ。

お馴染みの「苅田号」です。

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各地域ブロックから新任役員他、幹事さん参加の指導者研修と銘打って。

今回はダイハツ九州工場と百留横穴墓群(ひゃくどめおうけつぼぐん)の見学

生憎の雨のスタート、私たちのバスは20名、もう1台の大型が30名

先ずはダイハツの工場へ。

出迎えてくれたのが若くて綺麗な工場見学専属の広報担当?

会場に案内され、会社および中津工場での生産について説明

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こんな車をここで作っています。

005パンフレットと、DVDで丁寧な案内

その後、生産ラインに沿って

工場を見学

まぁ、整然とした内部。

生産ラインのそのほとんどがロボットによる作業です。

チェックや、調整、最終工程の審査などは人の手で・・・

Siple Slim Compact にこだわったライン。

様々な工夫が随所にみられ、環境・エネルギー、

Co2の大幅な削減の取り組み

全てが今日より明日へ・・・品質第一の車づくりへの努力が伺えました。

企業のInnovationに取り組む姿を目の当たりにし工場を後にしました。

処変わって・・・ここどこ? もしか?カッパドキヤ そんな・・・。

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ここが「百留横穴墓群」

古墳時代末期につくられたお墓。

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当時は横穴の中に遺体を安置して入口を石などの蓋で閉じた形で使われていた。

古墳ではないのです。一般の人のお墓なんです。

もちろん土葬です。

それがこの付近にずらっと穴を並べて残されているのです。

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その穴の数・・・50近くも。 ちょっと凄い景観です。

生憎、雨が降ってゆっくりと見学できませんでしたが、地元ボランティアの

ガイドでその歴史的内容の説明を受けました。

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さらに驚いたのが・・・出土品の中の装飾品の数々です。

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耳飾り、腕輪、勾玉などの目を奪うような宝石類です。

装飾品は、鍍金加工したもの。 

勾玉は、めのう、水晶、翡翠や、ガラス加工したもの。

水晶は山陰産のもの

これらの他、鉄器(60点ばかり)、土器(須恵器や土師器など)、

人骨(性別が判断できる程度の歯)も。

さらに驚きは、この宝石類が、日本の各地、東南アジア、中国、朝鮮半島からの

ものと推定される・・・こんな九州の田舎の地に。

どうして? どんなルートで・・・誰が?  

それも、絶大なる権力者でもない墓の中から。

古墳時代に、遥か遠い国からの夢運び便が~・・・謎はさらに興味を注ぐ。

また、墓の中の1号墓は、赤色顔料(ベンガラ)により同心円の装飾が施されている。

かの有名な、高松塚古墳のような目も覚めるような・・・とまではいかないが。

いや、なかなか興味津々のお墓でした。

機会があれば、晴れた日もう一度、じっくり説明を聴きたいものだ。

お楽しみはランチタイム。

今回は、耶馬渓奥山郷の廃校をお食事処として営業している

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やかた田舎の学校

看板もわざわざ田舎風に?

お迎えの看板までも

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メニューは

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ヤマメの焼き物 唐揚げ セリの白和え 筍、わらび、ぜんまい 蕗の煮付け

豆腐、香物、蟹のすり身汁、ごはん  豪華版です。

食事時にはみんないい笑顔に。

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食後、廃校後の散策を・・・

おお、懐かしのかの銅像が・・・今も残っているではないか・

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既に、ところどころ緑青が出ていました。

校庭から子供たちの声が聞こえてきそうです。

山間の校舎

60年も前の当時の記憶が蘇ってきます。

午後の授業の手振りの鐘が・・・♪♪♪

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学校を後に、最後、耶馬渓青の洞門で休憩し帰路へ。

清々しい、一日でした。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。