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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「蕎麦がき」を肴に一杯!

2018-12-28 | 日記・エッセイ・コラム

 日本人は大晦日には「年越しそば」を食う。

 我が家では、毎年、「年越しそば」は楽しみにして

 いわゆる「温」汁のそば、「冷や」の盛りや、「やまかけ」

 「冷やしぶっかけ」等にして 楽しんでいる。

  ぶっかけなんぞは、具材でさらに楽しむ。

 シンプルに「ワサビ、カツオ節、青ネギ、大根おろし」や

 マグロの切り身、ワサビに とろろを掛け ノリを載せて

 など…まぁ、いろいろと。

 

 さて、昨日 ポン友が提げて来てくれたのが

 この町の等覚寺地区で採れる「等覚寺のそば粉」だ。

  以前から 私が好きなもんだから…気を利かせて

  今年も貴重品をいただいた。 

 その「そば粉」で、夕べは「蕎麦がき」を肴にして一杯だ。

  この「蕎麦がき」 酒の肴にはもってこいなんです。

  この蕎麦かきの歴史は古く~なんと縄文時代まで遡るんだ。

  縄文土器の欠けらから食べていた形跡が

  発見されているんです。 凄いねぇ~

  江戸時代半ばまで「蕎麦がき」は、そば料理として

  食べられて・・武士が屋台や小料理で酒の肴に…

  時代劇映画なんぞには昔、1シーンがあった記憶です。

  熱燗と蕎麦がき…いいねぇ。

 

  ・・・・って訳で 夕べは 「蕎麦がき」で1杯やりすぎて

  酩酊~ 今朝のアップとなりました。

 

  「蕎麦がき」は、「麺」にするのではなく、「塊状」で食すのだ。

  こんな風にね 私流の作り方ですが

  粉

  

  器に入れて 食べる量を

  

  現在でも「蕎麦屋」で、蕎麦がきを出すところもあり。

  以前、近くの蕎麦屋で注文したのですが

  上品すぎて~まぁ、お店が出すんですからしょうがないが。

   塊をきちんと形にして、それなりの器にお湯を張り

  浮かせて出してきた。 こんな具合だった…

   

  もう、これだけで 箸が止まった。

   香りもなんもありゃしない~

 

  私は、「鍋がき」だ。  

  鍋に食べる分量の粉を入れ…

  これにお湯を入れ… 火にかけて…

  

  思い切り力を込めてすばやく箸(数本まとめて束ねる)で 混ぜ~ 

  数回 お湯を指しながら 練る。 このタイミングが大変、すぐに固まるからね

  この硬さの加減で 味も変わってくる。

  

  結構な力が必要 鍋に粉がくっついてしまうので 粉がねっとり、絡みつくような、しかし弾力も

  なければ歯ごたえが悪い…  加減とすばやさが こつ。

  それを 器に移し(いや、もうそのまま食卓までの時も)

   とにかく、蕎麦がきは熱いうちの勝負なんです。

   ゆっくりじゃダメだよ、

  

  熱いうちに、契って 生醤油を浸けて パクリといく。

  これが たまらん…アツアツでフウフウ…

  

  ワサビ、おろし大根を添えても可。

  熱さと、風味 瞬間の香り、ねっとりとくる蕎麦粉

 

  そして熱燗を口の中に~ もう最高ですよ。

  

 

 何と言っても蕎麦粉100%だからねぇ。

 それに、ヘルシーなこと この上なし。 いくらでもいけますよ。

  日本人の「味覚」は大したもんですよ。

  また、その食生活のバリエーションの豊かさ。

  世界一かもしれませんよね。

  なんせ、味に対しての取り組み方が繊細、

  素材を第一で、その味を引き出す~

  これぞ、「料理」の名の由来ですね。

  「その材料を理にかなって作る」

  年の瀬は 忙しいが。

  1年に1回出会いの食が 次々とあるもんです。

 年越しそば、お節料理とお雑煮

 (これはまた郷土料理その家の味くらべと言ってもいいでしょう)

 面白いほど、いろいろあるんですよ~

 そして すぐに「七草粥」なんてのも。

 さて、さて、忙しく、贅沢な日本人?

 1年中、なんとか行事を引っ付けては食べている???

  ごちそうさま~ 

 

 

  


 

 

  

  

 

 

 

 

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フィナーレは華やかに・・・

2018-12-27 | 日記・エッセイ・コラム

 もう今年も残すところあと数日。

世間様では 何かとお忙しい?

老夫婦の我が家、昔に比べれば 何と 静かな歳末だろう。

 次男夫婦は今年も来ない。

 明けて元旦の朝 長男だけ。

 おまけに長男、風向きが変わったのか?

 「おせち」をこの30日に贈ってくれるという。

 来年、何か起こるのか…心配

 

 というような歳末なので、普段と変わらぬ淡々と

 ゆっくり「平成」最後の歳末を過ごしています。

 そんな折、家内の快気祝いに大勢の方から

 お見舞いをいただいた。

 特に綺麗な「花」をいっぱい。

 「生花」のアレンジメント 何束も…

 「シクラメン」数種 数鉢

 「シンビジューム」3鉢

  おかげで 部屋中 花の香りで充満しています。

 

  冬の花としては 長持ちするシンビジュームは大助かりです。

  折角なので ご紹介します

  Cymbidium(シンビジューム) 3種

  まず 黄色と芯の紅が素敵な「Kotonoha (ことのは)」

   黄色というより黄金色

   蕊の金茶色が強烈な印象ですね…

   リビングの窓脇に置いているため、ガラス越しに陽が射しこんで

   金製品が輝いているように~

   肉厚のボリュームは力強い充実感を感じます。

   思わず 契って 口の中に… そんな誘惑の声が聴こえてきそう。

 

 

 

  Enzan Spring  I'n the Mood  「エンザン・スプリング インザムード」

   I'n the  Mood  と呼ばれるだけあって、華やかな姿で。

   しかし、しっとりと 落ち着いた熟女の雰囲気です。

    芯はクリーム色、中心の花弁の周囲は斑模様と お洒落です。

 

 

  来年、元号が変わると…「雅子妃殿下」から 「雅子皇后」へ

   Prinncess  Masako 「プリンセス まさこ」

    この品種 大人気になるかも~

     白とピンクのなんとも優雅な雰囲気のグラデーション

     芯のほのかな黄色も 上品で 全体 雅を感じる素敵な花ですね。

   

 

 

   どうです、 こんな花に囲まれて 暮れの喧騒から遠ざかり

  静かな時間を過ごす~ ちょっと贅沢   いい気分です。

  

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春への準備

2018-12-24 | 日記・エッセイ・コラム

ベランダから南向きの正面花壇

 ここの中段から後方へ向かって「オリーブの樹」を

春に4本植えた。

 同級生の友が、事業拡大でオリーブの普及に手を出し

 お前さんも庭に植えたらと送ってくれたもの。

 まぁ、植えてみようかと軽い気持ちで…

 これも大きくなったら剪定のこと心配だが当分はそのままに。

 

 さて、一昨日から、花壇の草取り、ブロック積み 整地作業をして

 植え付けの準備完了。

 今朝、早く  ブロックで円形にして今年は「ビオラ」を植えた。

 このセメントブロックが太陽の日差しを受けて、温室の役目になるだろう

 特に この南側は、日差しが強いので~

  

 ベランダには「黄色」をまとめたが ここは「紫、黄色」の花に。

 間隔を置いて19株植え付けた。

 前方と後方は少し傾斜をつけて、正面から眺めた時に、全体が平面に目るよう

 土を盛り上げて整地した。

 

  春には 株も大きく成長し このブロックを超え、溢れるような花が

 大きく円形に華やかに咲くのを  こう ご期待!

 

 

 こちらからの目線を狙い 直線的に見えるよう ビオラ 4株を並べ、

 周囲には既に どんどん芽が出ている「リナリア」が育って囲んでいく。

 

 さらに ベランダには 先日の鉢植えに追加した。

 「パープル」を3鉢。

 この苗は1株で大きく成長し中鉢一杯に大きくなるように。

 全体の配置を考え 鉢を増やし4株、3株植え付けた鉢を増やした。

 

  これも、数日したら 現在咲いている花は摘んで

 株の成長を促す~この面倒を見るのがこれから大きな仕事なんですよ。

 小さな芽はすぐに出るし、これで「株数」も60株以上ですから

 毎日の水やりや芽を摘む作業…

  かがみこんでの作業なので結構、足腰に堪えます。

 

 まぁ、春の楽しみを待って…

 来年は「猪」

 老骨に鞭打って…猪突猛進?

 いや、無理せず、ゆるりと楽しみながら穏やかな日々をと思っております。

 

 

 

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今日は「冬至の日」

2018-12-22 | 日記・エッセイ・コラム

 夕方、そろそろ夕飯の支度の時間

 「いるかい~」の声

 毎度、何かとお世話になっている友の声。

 袋から取り出したのが…柚子。

 今日は「冬至」だよ。

 柚子風呂に入って温まってさ、健康、健康!

 なんて粋なお言葉。

 いいね~ こんな親切な、心温まるお届け物。

 でも、柚子風呂?

 ともかく記憶にないくらい それも冬至の日に~なんて。

 ありがたく頂戴しました。

 

 

  汚れを落としたら…いやぁ~ いい匂い! これぞ柚子の香りです。

  普通は、大根と人参の酢の物。 焼酎のお湯割り。その他料理の香りづけ…

  今晩は 本当に お薦めの通り 「柚子風呂」に入ることに。

 

  さらに 日本人の古くから こんなことも。

  「南瓜(かぼちゃ)とあずき」 という組み合わせ

  そうそう、缶詰があったし、かぼちゃも …これもついでに炊き合わせだ。

  

  それに、焼酎(霧島の赤)があるぞ!  これこれ、柚子のお湯割りで一杯だ。

   ついてるね~ 今晩は最高。

 

   今日は特別に夕食前の入浴と洒落込むことに…

    ちょうどいい湯加減です。 柚子を掘り込んで~

    しばらくすると いい香りが 浴室に充満です。

    何か 身体を浸けるのが もったいない…

  

 

   「いい湯だね!」 何だか 昔流行った 例のディュークエイセスの懐かしい声が~

   普段、私は 「烏の行水」 とにかく早いのだ、いや、お湯に浸かる時間は 僅か数分。

   今宵は、少し長めに 香りを楽しむことに。

 

   身体全体が「ぽかぽか」 肌もうっすらと赤身 

    夕食の焼酎もことのほか 効くねぇ~

    特別な 「あづき」「かぼちゃ」も 肴になっている。

    「冬至」 

    これから 師走、正月に向かって 冬将軍がやってくる

    今晩の「柚子風呂」が きっと「予防薬」として格別の効果が

     ありそう~…

   わざわざ足を運んで持ってきてくれた友に 感謝・感謝です。 

   きっと今晩は ぐっすり眠れそう~

 

   

   

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庭園灯を

2018-12-22 | 日記・エッセイ・コラム

 冬の夜は暗くなるのが早い。

 夏ならまだまだ明るい時間でも随分の違いだ。

 田舎の家でも、訪ねてくる人は意外に多いが

 しかし、やっぱり冬を迎えると暗くなるのが早いのと

 足も遠くなるのはみな同じであろう。

 道路沿いから庭を歩いて玄関までが冬になると暗くなる。

 途中にはセンサーライトを設置しているがそこまでが暗いので

 入り口、中間に「庭園灯」(ソーラーライト)を付けていたが

 やはり寿命…新しく購入して地中に埋め込んだ。

 日中はこんな姿

  入り口の両側に二つ 真ん中ベンチ周りに2つ。  

 

  夜はこんな具合に…

 

   ベンチに近寄ると このくらいの明るさに…

 

  ぐるりと 玄関へ

 

  玄関正面に

 

 

  訪ねてこられる方も 高齢者が多いので 

  私としても 足元が気がかりになる~ 転んで怪我でもされては…

  ちょっとした段差が 命取りに… なんてことになったら~一大事ですから。

 

  我が家は 玄関からの人よりも…ベランダからのお客様が・・多いの?

  ここには センサーライトを設置しているので 人を感知すれば

  明かりが~ 足元は大丈夫…

  

 

  これで 暗闇に…

  お月様が出て来れば…

  庭の樹々、花に 

  煌々と輝く光が降りて

  静まり返った~庭は 

  日中の景色とは  格別に変わり 

  風情ある変身を遂げ

  また楽し です。

  

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本格的に冬支度~

2018-12-17 | 日記・エッセイ・コラム

師走も中日

 早いもんだね…先月来から、病院通いや、細々な用事で

ゆっくりする間もなかった毎日。

 家内の術後の経過も順調なので、やっと気分的にも落ち着いて

「年賀状」にも手を付け、目安も付いた。

 年賀状も、「姉」「家内」「自分用」と3種類の作成。

 表も裏もの作業なので結構な時間が必要。

 そろそろ「老い」を理由に、「お断り~」も?

 まぁ、もう少し頑張ってみるかと…今年も続けることに。

 

 さて、九州とて、冬の到来、寒暖の差も激しいが

 日増しに寒さを感じるように~

 

 そんなことで 「冬支度」をと取り掛かった。

 まずは16年目の和室の「畳表の交換」を。

 普段、それほど使用しない部屋でも やっぱり陽が射し

 年月が経過すれば…色も変わる。 

 この際だと思い切って業者さんに依頼。

  障子も自分で毎年張り替えているが~

 これも、ついでにシャッキとプロの技でと「障子の張替え」も

 一緒に依頼した。

 やっぱり気持ちがいいねぇ~

 

 

  部屋の雰囲気が締まってきました。

   右側からの障子明かりが とっても明るく…

 

  リビングのフロアー も。

 

  絨毯を敷いて

 

  テーブルを移動させ、「こたつ式テーブル」を。

 

  部屋の中央の 額~「大好きな「カトラン」のリトグラフ 秋口までは「緑」から

  冬から春までを「赤」へ。

 

 

  この赤の絵 1枚で 部屋の温度も温かくなるんです。

 

  玄関の上がり框には 冬に強い 「蘭」を置くことに。

   これなら少々寒さが続いても 安心です。

 

 

  さて、朝晩の冷え込みも段々と身体に感じるほどに

  暖房機の空気だけでは…やっぱりこれだね。

  「灯油ストーブ」の登場です。

  そして、その上にヤカンを載せ~ 湯気が立ち上る~ これぞ冬の景色です。

   おやおや この写真を撮っていたので 気が付いた…

  もう「赤い印が出ていますよ」  灯油を入れなきゃ~…

 

 

  この灯油交換が また寒い朝なんて時になくなると…大変なんですよ。

  すぐそばにあるんですが倉庫まで行って~これ 毎度、私の仕事なんです。

  おお寒!

 

  そして 例年の作業で もう一つ。

  ベランダの鉢植えに「ビオラとパンジー」を。

  今週は「ビオラ」(黄色)だけ。 28鉢苗を。 (中央の大きい鉢は紫色5株)

  来週は 紫色の苗を植え付ける予定ですが。

 

 

  これから春2月頃まで ベランダでは「花を咲かせません」

  小さな芽が出れば すぐに摘まんでしまい 株を強くし、根を張らせ、春の開花のころ合いも見て

  一斉に開花させるのです。 我慢、我慢なんです。

  今年の春の鉢植え こんなに(3月ごろの写真です) なるんですよ~

  

 

   中央の「白」は クレマチス(品種 マーマンデイ)

 

  2段構えでセットし

   上段の鉢を 吊るすことで さらに豪華に見せることが

 

    これは 新しい品種で 去年初めて育てて 最高でした。

    これだけ豪華に咲くと 大いに自慢できます。

  現在は 別の鉢で

   蔓がうまくこの冬を乗り越えてくるのを期待しています。

   蔓の伸び加減で 花の景色が随分と変わるものなんですよ。

    特に、下へ下がるように伸びてくるのが~

  

 

  こうして、「冬」は厳しい季節ですが

  花開く「春」を待つ~ この期待が 寒さを乗り越えられる! 

  

 

 

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心から感謝を込めて…

2018-12-06 | 日記・エッセイ・コラム

明日は女房殿の退院の日(12月4日)

 の、前日、町内の花屋を駆け巡った…

 そう、退院の日 家に足を踏み入れ、リビングの正面に

 花を飾って置きたかったから~

  我が女房殿は「病気」という字を知らないのかもしれない。

 結婚以来、病気をしたことがない 本当に頑丈な方。

  お産の入院以外には経験がない。

 まさに「優れモノ」なんです。

 この度、その「ないこと」が「あること」に変わった。

 しかし、無事に家に帰ることができた。

  そんな歓びの表現にと「花」を活けることに。

 花壇にはいつも花が咲いてはいるけれど、ここは一番

 普段と違った意味での「花」をと。

 

  病気療養中に少しは…「痩せる…」と期待していた本人も。

 期待を裏切ったようである~ (結構なことだが)

 

 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」なんて

 そんな優雅な老女ではありませんが、気持ちを込めて…

 「白いユリの花」に決めました。

 

  冷え切った空気 病院から帰っての部屋は なんとも言えない香りが

  …思わず 息を吸い込んで その香りを味わう

 

   この季節ですから 蕾の多いのを選んできました。

 

  ちょうど部屋に入るときに 2~3輪が開いて 迎えてくれました。

 

  人の気配を感じたのか…

 一斉に、花が動き出した? ~  香りが ぐんと増してきたような感じです。

 花だって、自分に喜んでくれたことに、お返しの芳香なのでしょうか?

  「粋なことをしてくれるなぁ~」 (花と会話ができれば きっと誉めてあげるのに)

 

   これから 日増しに 蕾から大きく花開いて 和ませてくる。

 私も 気分上々です。

 

 そして 今朝の庭では 鮮烈な「赤」の歓迎を受けました。

 昨日まで 枝に残っていた「赤紅葉」の上半分が

  

  昨晩からの雨に  見事に散って…

  しかし、不思議なことに 下半分が

 

 そして 上の枝から散った紅葉は

 まるで1枚の絵のように~ 雨に濡れた 地面に 着物の柄? を思わせる 見事な模様を。

 

 

  彼女の「命」の代わりに…赤い血を吐いて「散ってくれた」…  そんな想いです。

  「ありがとう!」

 

  そして、白いユリは 静かに 清楚に 香しく…

  明日からの スタートの 強い見方となってくれています。

 

  花も 眺めるだけでなく、 こんな意味をも感じさせてくれるものだと。

  彼女への感謝と同時に 花にも 心を込めて~感謝・感謝です。

 

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「お疲れさまでした」・・・

2018-12-04 | 日記・エッセイ・コラム

ちょうど秋の深まりを感じ道筋のイチョウの樹が

 我が世を謳歌していた。

 この黄金色は何だ!

 魂のすべてを吐き出し、これでもかと輝き、辺りを睥睨している。

 見事な姿である。 

 車から降りて しばし この樹の元で 余韻を楽しんだ。

 そうさせるほどの見事さだ…。

 自然体の美 そのもの。 感動です。

 

 

芸術の秋、食欲の秋 身体も脳も目いっぱい動かし

英気を養おうと思って矢先でした。

 

 妻がこのところ咳が少し続くので仕事柄、相手に対して迷惑をかけるからと

病院に行き、経過を話し、診察を受けている最中の話の中で

 「実は私の母は「肺がん」で…」を耳にした先生。

 そう、それじゃぁ~、直ぐにレントゲン撮って見ましょう。

 

 話は以後、急展開!

 総合病院で検査結果が送られてきてかかりつけ医のもと

 レントゲンに映っていたのは紛れもない「肺癌」だった。

 先生、「よかったね、初期段階だから~

      早速、総合病院に連絡して・・・・」

  それから検査が始まる~MIR~PET

  そして先月20日に入院。

  担当医の先生の説明で 病名 肺癌(肺腺癌)「右上葉」部

  術前進行度 ⅠA

 

  21日 手術は 胸腔下 肺葉切除、リンパ節郭清術

 

   午前9時に手術室に

    全身麻酔から手術へ~

    午後3時過ぎには無事終了。

    長い1日だった。

  ベッドでの生活が始まった

  個室にした。

  ストレスがたまらないように…気兼ねなく過ごすためにも。

  ベッドからの眺めも 上々

  目線が遠くにあることは 精神的にもいい。

  人の動きを感じるのもいい。

  遠くの山々は 心が和む

 

 

  病室も明るく 広々 何も不自由なし

 

 

  22日~12月4日まで療養  順調な回復ぶりです。

   そして「本日退院」  

 

  齢76を迎えたばかりの妻

  私も1月で77歳。

 

  日々の話題に出てくる言葉は「長生きはしたくないね、

     寝込んで、ながながの老後は嫌だよ~」 

  日頃信心不足? の身

  「ありがたく 「命」永らえることができました」

   

 

  退院の手続きを終え、病院の外への一歩で

  がくんと全身の力が抜け 一瞬、よろめくような…

  安堵からなのか…

  帰りの車の中で

  この際(頂いた命) お互いに

  「残された時間、大事に 有意義に使おうね」~

 

  二人の「喜寿」を迎える来年(1月、11月)は「平成」という元号も代わる。

  私たち二人の まさに新しい「老い」の人生の再スタートとなる

  「病気」でした。

  「病は気から」 「災い変じて福となす」~

   先人たちの粋な計らいのこの言葉を受け止めて

   今日より明日が いい日にと。

 

  やっぱり 傍に居るだけで 落ち着くものだねぇ~

   ハンドルさばきも心なしか軽やか…自宅へのアクセルにも

   力が入る  もうすぐ「日常」が戻ってくるのだ。

 

   

 

  

  

 

  

 

  

 

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華やかに・・・

2018-11-15 | 日記・エッセイ・コラム

女房の誕生日に長男からのプレゼントが届いた。

 毎年、「花」の贈り物です。

今年は「ガーベラ」

 それもどっさり…40本以上~も。

 

 少しづつ色彩の変化もある 可愛らしいガーベラです。

 花言葉が「希望」だって…御年76歳 もう少し余生を楽しんでください と、言う願いかな?

  まっすぐに伸びた茎の緑、華やかな花弁のピンク色 

 「色」の取り合わせは抜群です。

 

 ちょうど我が家の部屋には 同色の花が

 これからの主役の 「シクラメン」

 

 庭の縁取りには 「オキザリス」の各種がそろそろ顔を出してきました。

 これは「白」

 こんな種類も 花弁の大半は白で、先が薄い赤

 

 そして ビオラも

 

 ビオラはこれから 中央花壇に植え付けをしなければと 市場の1株あたりの値段を

 「早く下がって…」と、足しげく花屋に通って値踏みの最中~

 今年は「鉢植え」と「花壇の地植え」と どのくらいいしようかと 思案中…

 

  昨年は多すぎて…花芽を摘む作業に へとへとになった。

  この芽を摘む作業(2月ごろまで続けるのです)

  その間は、花を眺めることを我慢 我慢なのです。

  じっくりと根株を育て、春の気配を感じた頃に開花させる。

  そうすることで花も丈夫に、そして華やかなしっかりとしたものに。

  腰をかがめての作業で 結構時間がかかるので、今年は少なめに。

  ベランダの鉢植えに集中しようかな~

 

  昨年の春の鉢植え・・・・

 

 

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新鮮! 「蕪」を料理する

2018-11-10 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の周囲の景色は次々に変わっていく。

 あっと言う間に…そうなんです この表現

 決してオーバーではないのです。

  「雨後の筍」という古い言葉もあるように

  埋立地 そう平坦に整地されていた区画はみるみるうちに。

 アパート群となっていく。

  きっと近くの企業さんの社員用としての物件?

  また、真新しい駐車場に 洒落た車が。

 ここはきっと若者たちの寮? と思わせる~

 昼間どきは、人の気配は感じられず…静か。

 ベランダには洗濯物が風に揺れている。

 以前だと、刈穂の跡が 延々と続く 田舎の景色だったのだ。

 

 その一部残された少々の畑に こまめに面倒を見た「蕪」

 真ん丸に育った大きな蕪は 色艶も美しく 絵になるほど。

 野菜が絵になる~ 水墨画でまとめてみたいような。

  伊万里焼きの皿に載せて…

  どうです、綺麗でしょ。

 

  どう料理する か。

  そうだ これは すぐに食すのが一番。

  早速、包丁の切れ目を深く…皮は大胆に

  千枚漬け並みの薄さに切り、塩を振り、昆布を敷いて 冷蔵庫へ

  しばらくそのままに。

  酢と砂糖を塩梅しておき。

  最後の仕上げに、冷えて、塩加減を吸った蕪を 洗って

  酢と砂糖、庭のカボスを絞り込み、皿に盛る際に柚子の皮を

  削って、香りを。  完成です。

 

  なんと柔らかく、株の優しい味。 柚子の香り 最高です。

  何たって…畑から口に入るまで ほんの少々です。

  美味くないわけないでしょう…身土不二 地産地消

  一株の蕪?

  漬物だから保存する という食し方ではなく。

  つくってすぐに賞味する。

  これぞ 贅沢の極みです。

  幸せって…こんなところにもあるんですよ。

  「今日の蕪様」 相当に株があがったようです。

  明日は どう料理する?

   

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。