オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

鰻重

2017-11-01 | Weblog

11/1(水) 昨夜、久々にウナギを食すことになった。と云うのも、ボートレースで当てた(預け金の引き出しか)ので鰻重を馳走することになった。YOSHIOと二人の取り決めで、競馬や競艇で当てると鰻を奢ることになっているのだ。

YOSHIOに鰻重を奢ってもらってから三年も経つので、思えば長い道のりである。来週あたりに行こうかと言っていたが、早くしなきゃ資金が尽きるぜと、急遽昨夜に決行となった。会社の近辺なら「高嶋」が有名どころだが、板長が変ってから味の方も変わったし、込み合うので急では入れないことがある。

其処で、以前に時々行った「三好」にした。この店は本店が西伊豆の松崎町で、その支店になろうか。金座通りを越えて行くので、会社からだと7~8分かかる。ひと足先に会社を出て「こま吉」でYOSHIOを待ちながら、ホッピーを飲む。七時を過ぎたのに、かま吉に客の姿なし。店主が、うちが進呈した「鹿串」を焼いてくれた。これが大変うまかった。

YOSHIOが嬉しそうな顔で姿を見せたのでホッピーを勧める。二三杯飲んだ処にマッチャンが現れた。『これから三好で鰻だ。後で来たら』と、一応は声を掛けた。店を出て、ローカーボを覗くとHOYA兄いがハイボールを飲み始めた処だった。後で顔を出すからと声を掛け、三好に向かった。

案の定、三好には客は三組程で空いていた。ここのいいところは、飯が美味い、概ね席が取れることだ。ウナギのタレ味はちょっと濃い目かな。小座敷に上って、蒲鉾&わさび漬けとイカ刺しを肴にビールを飲み、鰻重の出来るのを待つ。

YOSHIOに鰻重の一番高い重ねを勧めるが「腹がびっくりするから」と遠慮する。痩身のYOSHIOはもともと食が細いが。鰻重のメニューは、重のほかに月・花・竹とあり、順番に安くなっている。『じゃあ月にしろよ、俺は竹でいいや』と、運のツキだけにはなるなよと駄洒落た。

仲居の姐さんが、竹は小さいですよと言うので、忠告に従って花に変えた。雑談をしながら「鰻を食べるのは、行田以来だな~」と、YOSHIO.二年前か、忍城の水責め跡の堤を見に行き、行田の鰻屋でFUJIKURAと三人で喰った。地元の有名店だとFUJIKURA が案内したが、確かに込み合っており順番待ちをした覚えが甦った。

『あん時も、俺が奢ったよな』なんて、恩着せを喋っているうちに鰻重が来た。花と月、どうみてもYOSHIOの前に置いた月の方が重箱が小さく見える。『これ間違いじゃないの?』と、姐さんに訊く。すると、わざわざ店主を呼んできた。重箱を見比べた店主曰く、重さを計ってますんで間違ってません、とのことだった。

                      

                        (花)             (月)

相変わらずここの舎利は旨かった。タレの味は以前よりも落ち着いた味になっており、合格点がやれる。高嶋より、よさそうに感じた。

喰い終わると満腹、満腹でどうにも苦しい・・・・。ローカーボに顔を出すと言ったが、こうもお腹一杯じゃ飲めない。もともと、喰うと飲めないたちなのでなお更だった。飲みに行くのは勘弁してもらって、そのまま帰ることにした。

メトロの中で、二度マッチャンからの電話が鳴ったが、満員なので出なかった。丁度、中目黒で乗り換えるタイミングでHOYA兄いからの着信が。腹いっぱいなんで勘弁を、と行けなかったことを謝る。

二人とも「三好」に来てくれりゃあ鰻重を馳走したのにな・・・・。残念なこった、ご馳走できなくて。

と云うことで、帰宅は22時であった。帰り着いても満腹状態がつづいていた。おまけに、家人に渡す今月のお手当を、過分に渡してしまった・・・・・。札を数えて嬉しそうな顔をしたので、まっいいか。

今朝の目覚めは六時。目覚める直前まで夢を見ていた、総天然色の三本立てぐらいの夢だった。悪い夢じゃない・・・・。

 

暦の印をみると、今日も長女の弁当は要らない記しがついていた。一人分だが、先ずはご飯を炊く。新米なので飯の美味いのには格別のものがある。

菜の方は、簡単を旨として紅鮭一切れ、小イカと九条ネギ・シメジのソテー、出来合冷凍のチキンカツを一枚、出汁巻の卵焼き、以上である。

                

 

 

 

 

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