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春の使者、黄砂飛来 

2009年02月13日 | その他
山口県内は12日、広い範囲で今年初の黄砂が観測されました。下関地方気象台によると、県内の黄砂飛来は、昨年より19日早く、水平方向で見通せる距離を示す視程は下関5キロ(午前11時)。朝方は霧の影響もあり視界はさらに悪かったようです。最高気温は下関15.9度。平年を5~8度上回り、ほとんどの観測地点が今季最高を記録したそうです。黄砂は、中国大陸の砂漠などで強風に巻き上げられた砂が飛来する現象。一般的には春季(2月~5月)に観測されています。
黄砂の時期になると、ガソリンスタンドの洗車場が混雑しますが、この黄砂をかぶった状態を長くほっておくとシミの原因になります。出来るだけ早く洗車して取り除くのが良いそうです。洗車の際には、シャンプーを使い潤滑をさせてボディを傷つけないように注意してください。また黄砂の時期はあまり時間をかけて洗車とか出来ない方は、簡易ワックスでいくらかでも防御された方がもちろん効果があります。週末しかお乗りにならない方はボティカバーも良いと思います。
 黄砂を環境問題の観点から見ると、酸性雨に対して緩和作用があることと海洋の栄養源となることが良い点として上げられています。炭酸カルシウムを含みアルカリ性である黄砂は、飛行途中で酸性雨の原因物質を吸着し、中和する効果があるともいわれています。日本の平均的酸性雨(ph4.7)200mm.を中和するアルカリ量が、毎年黄砂により供給されていると推計されているそうです。また、リンやカルシウム、鉄などの無機養分が付着しており、海に落ちると鉄分などの供給源となり、東シナ海では黄砂が供給する栄養分で植物プランクトンが増え、これをえさにして魚が育っているといわれています。
酸性雨はイヤですが、黄砂はアルカリ性。このバランスが良ければよいのでしょうけど、黄砂をかぶった車は見るに耐えないですね。あ~また洗車だと思うと気持ちが萎えます。

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