お堅い映画専門誌「映画芸術」(冬号)が選んだ、2012年の日本映画のベスト10とワースト10は次の通りです。
予想された通り、一般の人気とは異なる、意外な結果が面白く表れています。(監督名)
◆ベスト10 ① 「かぞくのくに」 (ヤン・ヨンヒ)
② 「苦役列車」 (山下敦弘)
③ 「Playback」 (三宅 唱)
④ 「旧支配者のキャロル」 (高橋 洋)
⑤ 「桐島、部活やめるってよ」 (吉田大八)
⑥ 「先生を流産させる会」 (内藤瑛亮)
⑦ 「黄金を抱いて翔べ」 (井筒和幸)
⑧ 「ライク・サムワン・イン・ラブ」 (アッバス・キアロスタミ)
⑨ 「その夜の侍」 (赤堀雅秋)
⑩ 「SRサイタマノラッパー」 (入江 悠)
◆ワースト10 ① 「希望の国」 (園 子温)
② 「ヒミズ」 (園 子温)
③ 「夢売るふたり」 (西川美和)
④ 「アウトレイジ ビヨンド」 (北野 武)
⑤ 「あなたへ」 (降旗康男)
⑥ 「ヘルタースケルター」 (蜷川実花)
⑦ 「悪の経典」 (三池崇史)
⑧ 「鍵泥棒のメソッド」 (内田けんじ)
⑨ 「桐島、部活やめるってよ」 (吉田大八)
⑩ 「終の信託」 (周防正行)
ベスト10、ワースト10と双方に選ばれている作品もあります。
この結果が妥当かどうかはともかく、意外性に注目でしょうか。
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まあ,得てして評価が分かれる作品って面白いものですけれども。
新聞、雑誌の解説などでは、軒並みほめています。
あれは、嫌ですねえ。
悪いことは何一つ言わないのでから、おかしいです。
製作者や配給元から、報酬を得ているのでしょう。(笑)