日に日に、秋色が濃くなっていく。
国民の大いなる期待を担って、鳩山新政権が始動した。
先月30日の総選挙で当選した、衆院議員の8月分の歳費が、480人全員に支給されたそうだ。
8月の在任期間は、投開票のあった、30日と31日のたった2日間だ(!)。
それで、歳費と文書交通費の名目で、合わせて何と230万1000円が満額支払われたのだ。
これ、日給計算にすると、1日では115万円、全議員分で約11億円という途方もない巨額な支出だ。
こんなムダ遣いが、堂々とまかり通っているなんて、どう考えたっておかしい。
とてもとても、一般社会常識では考えられない。
確かに、歳費というのは、法律で一人当たり月130万1000円と規定されている。
8月の在任期間は僅か2日間だ。
「日割り」なら1日あたり14万円だが、「日割り計算」などという制度は国会にはない。
だもんだから、たとえ1日でも2日でも、満額支給なのだそうだ。
その2日間といったって、実際は挨拶回りなどに忙しく、勤務実態ゼロの議員が大半だ。
これじゃあ、丸儲けだ。
また、政治活動(電話、交通費など)に支給される事実上の「歳費」と呼ばれる、月100万円の文書交通費が別途支給されるのだ。
こういう議員歳費の問題は、2年前の参院選の時も問題になった。
あの時は、投票日が7月29日だったから、たった3日間なのに全額支給はおかしいと、批判の声があがった。
しかし、議員たちは与野党で無視してしまった。
国民には、納得できない。
返納については、公選法が禁じる寄付行為として認められていないというから、一体どうなっているのか。
法律上、日割り計算できないというなら、法律を変えればいいだけなのだ。
議員自らのことなので、自分たちに有利なように、日割りや返納といった制度の導入に、あまり意欲的ではないのだ。
これこそ、全く「ムダ遣い」もいいところだ。
これまで、民主党はムダ遣いの削減、撤廃を叫び続けてきたのだから、身近なところから改革してもらいたいものだ。
そうでないと、国民の理解は得られないだろう。
八ッ場ダムをはじめ、全国の143のダムの見直しも当然のことながら、「ムダ遣いをなくそう」を合言葉に、歴代二位タイで世論の支持率71%という高さを誇る(?)、鳩山政権の一挙手一投足に、いま国民の誰もが熱い視線を投げている。
民主党、どうするか。
まず、隗より始めよだ。
国民の大いなる期待を担って、鳩山新政権が始動した。
先月30日の総選挙で当選した、衆院議員の8月分の歳費が、480人全員に支給されたそうだ。
8月の在任期間は、投開票のあった、30日と31日のたった2日間だ(!)。
それで、歳費と文書交通費の名目で、合わせて何と230万1000円が満額支払われたのだ。
これ、日給計算にすると、1日では115万円、全議員分で約11億円という途方もない巨額な支出だ。
こんなムダ遣いが、堂々とまかり通っているなんて、どう考えたっておかしい。
とてもとても、一般社会常識では考えられない。
確かに、歳費というのは、法律で一人当たり月130万1000円と規定されている。
8月の在任期間は僅か2日間だ。
「日割り」なら1日あたり14万円だが、「日割り計算」などという制度は国会にはない。
だもんだから、たとえ1日でも2日でも、満額支給なのだそうだ。
その2日間といったって、実際は挨拶回りなどに忙しく、勤務実態ゼロの議員が大半だ。
これじゃあ、丸儲けだ。
また、政治活動(電話、交通費など)に支給される事実上の「歳費」と呼ばれる、月100万円の文書交通費が別途支給されるのだ。
こういう議員歳費の問題は、2年前の参院選の時も問題になった。
あの時は、投票日が7月29日だったから、たった3日間なのに全額支給はおかしいと、批判の声があがった。
しかし、議員たちは与野党で無視してしまった。
国民には、納得できない。
返納については、公選法が禁じる寄付行為として認められていないというから、一体どうなっているのか。
法律上、日割り計算できないというなら、法律を変えればいいだけなのだ。
議員自らのことなので、自分たちに有利なように、日割りや返納といった制度の導入に、あまり意欲的ではないのだ。
これこそ、全く「ムダ遣い」もいいところだ。
これまで、民主党はムダ遣いの削減、撤廃を叫び続けてきたのだから、身近なところから改革してもらいたいものだ。
そうでないと、国民の理解は得られないだろう。
八ッ場ダムをはじめ、全国の143のダムの見直しも当然のことながら、「ムダ遣いをなくそう」を合言葉に、歴代二位タイで世論の支持率71%という高さを誇る(?)、鳩山政権の一挙手一投足に、いま国民の誰もが熱い視線を投げている。
民主党、どうするか。
まず、隗より始めよだ。
先憂後楽ともいいますが、ね。