徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

どうなった?新型インフルエンザワクチン騒動

2010-03-19 20:00:00 | 雑感

あれほど騒がれた、新型インフルエンザワクチンはどうなったのでしょうか。
大流行とまで伝えられていたのに、いまはどうやら大過なく終息に向かっているようです。(少なくとも日本では。)
WHOにしても、ずいぶん人騒がせなことでした。
とはいえ、09年6月、世界の死者数1万5000人を超えた時点で、「フェーズ6」という警戒レベルも納得できないわけではありませんでした。
これには、日本は一体どうなるのかと、間違いなくちょっとしたパニック状態でした。

輸入新型インフルエンザワクチンは、9900万回分の内6300万回分については、解約に向けて交渉に入っているということです。
それだけ、余ってしまったということですか。
これは、厚生労働省の話です。

日本人は、成人の約3割、子どもの7、8割が接種を受けたようです。
結局、ワクチンは何ほどの効果があったのでしょうか。

海の向こうのドイツの話ですけれど、誰でもが受けられるインフルエンザの予防接種を希望する人は、当初の予想をはるかに下回ったそうです。
接種を受けたのは、国民の8%だといわれます。

このことは、日本についても同じことがい言えそうです。
かなりの数の人たちが、インフルエンザは危険が低いと判断し、ワクチンそのものの安全性に疑問をもったのではないでしょうか。
かく言う自分もそうで、人混みに出かけたりしているものの、マスクもせず(一応持ってはいましたが)、面倒くさいのでワクチンの接種も受けませんでした。
もちろん、外出から帰ったらよく手を洗い、うがいを励行し、予防には気を使っていました。
そのせいか、幸いなことに、この冬は、インフルエンザはもちろん、風邪ひとつひかないで、今日まできました。
これまでも、ワクチンのお世話にはなっていませんし、今後もそうしたいと思っています。
だって、そもそもこれで100%インフルエンザにかからないという保証はないのですから。

一時は、世界中からワクチン不足の声が上がっていました。
需要に間に合わないとも・・・。
しかも、ワクチン接種によるアレルギー被害や、何らかの副作用を訴える人は多かったといいます。
日本では、ワクチンが大分余ってしまっているらしいし、そこで輸入元への解約交渉にのぞんでいる状態です。
はじめは深刻で、大変な騒ぎでしたものね。
何だか、とてもおかしく思えませんか。
ワクチン依存も、考えものですね。
それに、誰もが無料というわけではないのですから。
病院は儲かるでしょう。でも、どうだったでしょうか。
すっかり目算がはずれてしまったのでは・・・。
いや、ほんとうに・・・。
これから本格的な春に向けて、インフルエンザよりは、どうも花粉症対策のほうが必要となりそうです。