10月3日
山で採れる「山いも」に対し、里で採れるから「里いも 」と呼ばれているそうです。品種を調べたら、主に子イモを食べる「石川早生」、「豊後」、主に親イモを食べる「八ツ頭」、「セレベス」、子イモ親イモ両方食べる「えびいも」、「赤芽」などがあります。筆者は下の写真にある八ツ頭と石川早生を栽培しています。里芋のイモのつき方は、中心の大きなイモ(親イモ)とそれを囲むようにつく子イモ、さらにその周りには孫イモがついています。その形状から、里芋は子孫繁栄の象徴ともいわれているそうです。秋の風物詩の「いも煮会」には必ず里芋が使われます。[いもがらとは茎のことで、"ずいき"と呼ぶ地域もあります。生のものと乾燥させたものがあり、生のものは皮をむいてからゆで、アクをぬいて煮物や味噌汁の具に、酢の物にすると色鮮やかになる。乾物は水で戻してから煮物、炒め物に。]と野菜便利帳にありました。
↓八ツ頭(親イモ食用) ↓石川早生(子イモ食用)