ミニトマト・アイコの実が赤身を帯びてきました。4月植付けた8本の苗は順調に生育し、既に5段目に花が咲く大きさに生長して来ました。去年は強風で茎を折られたので、今年はその反省から四隅を防虫ネットとパオパオで囲っていますので風による被害は一切ありません。又、ミニトマトは雨には余り影響ありませんので、雨除けはしていません。自苗と接ぎ木苗を4本づつ植付けていますので、生育状況を比較しています。桃太郎もゴルフボール大の大きさまでになりました。キュウリも徐々に収穫しています。
4/24植付けた、障がい者支援トマト(桃太郎23株)は順調に生育し、約1か月経って茎が数株倒れていたので「支柱」を作りました。水遣りは苗植付時にたっぷりとやった以外は一切やっていません。というのは度々水遣りすると、根がひ弱になり茎が太くなりません。植付時の水遣りのみで根は栄養分を求めて土壌深く根を張りますので、太く丈夫な茎に生長します。この間、わき芽は欠いて一本仕立てしてきました。支柱は本来、支柱棒を立てるのが常道ですが、ハウス内が狭いので作業しやすいように、棒でなく「ハウスバンド」にしました。来月の今頃には収穫開始できるものと思っています。トマトハウスの隣に「支援スイカ」も植付ており、つるも活発に展開しています。
去年11月に植付たタマネギを収穫しました。タマネギの収穫時期は「茎が倒れた」時ですが、今年は倒れる前に全部収穫しました。早めた理由は一部「ベト病」(根にカビがついている状況)になっていたので、他に感染しないためです。普通の玉ねぎ200本、赤玉ねぎ50本を植付けたが、約1割は寒さで枯れて消え去りました。9割は上手く生育しているものと思っていましたが、葉の一部が枯れかかっており、抜いて確認したところ「べト病」にかかっており、急いで全部収穫しました。根が腐りかけていた個数は約2割ありましたが、その箇所を取り除けば十分食べられますので持ち帰りました。10年以上タマネギ栽培していて「べト病」にかかったのは初めてです。隣の菜園者は数年来かかっていたのは知っており、他人事と考えていましたが、土壌が感染している可能性が考えられるので、今秋栽培するタマネギの畝は、透明ビニールを被せて夏の暑い太陽を当てた「太陽熱消毒」をして、病原菌を駆除する予定です。トマト・スイカの畝は毎年同様の方法で対応しています。
4/16植付けた、4株の立体栽培キュウリに花が咲いたので、支柱を立ててひもでくくりつけました。隣の畝でスナックエンドウのネットを張っているので、このネットを使用します。スナックエンドウは収穫たけなわですが、やがて終了しますのでネットを有効活用します。キュウリは花が咲いたら、約2週間で収穫できます。キュウリは毎年「花が咲いたら次の種播き」を繰り返えして、秋まで途切れなく収穫を続けています。同じ時期に植付けた「ナス・ピーマン」も順調に生育しています。
4/24に定植したスイカが生長してきて、5~6節(葉が5~6枚)になってきましたので「親づるの芯止め」をしました。どうして親づるをピンチ(芯止め)するかと云えば、スイカは「子づるに実を着ける」ので、子づるの生長が最も重要になるのです。つまり、親づるの生長をストップしたことにより、栄養分はわき芽(子づる)に供給されることになり、子づるが育つのです。芯止めしないで放置すると親づるだけがどんどん伸びて、子づるが育たず収穫個数は極端に少ないという結果になる可能性があります。20坪のスイカ畑全容