足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ジミー・ロジャーズは日本、ロシア、中国に強気・・・動き始めた

2017-11-22 05:31:57 | 投資戦略
20世紀後半、ヘッジファンドをソロスとともに創設し、業界に大きな貢献を果たした立役者はジミー・ロジャーズであった。ソロンスの看板ファンドの成果の名を永遠に残すことに貢献した。ソロスは時には「ロジャーズスがいなければ今日の自分はなかった」ともいう。
1,980年台半ば、相場観が大きく分かれて2人は分かれた。
ロジャーズは独立してヘッジファンドを立ち上げ、その後、数々の相場の流れをつくる先頭役になり成功した。
昨日、久しぶりにメデイアの前に現れた。
「米国はしばらく上昇したのち崩れるだろうと」と彼は米国株の比率を下げた。
注目されるのは久しぶりに日本株の話が出たことだ。高値から50%も下にある。米国以上の景気対策が取られている。現在の底入れしたあとの上昇トレンドは本物の上昇トレンドいり」とみる。個別銘柄よりも、現在は日本関連のETFに出動し始めた。iShare MSI(WWJ)とWisdom Tree Janan Hedged Equity(DX)である。
ロシアにも関心を持つ。リセッションから抜け出したところで、「逆張り手法」では大きなチャンスがきたとみる。
ロジャーズは数年前からシンガポールの居を移した。「中国の国の負債は大きい。これまで世界の投資家が米国や英国を同じような環境であった。今後の株価の展開には大きな期待がもてる。
同時に2つの警告を発した。いま世界中の投資家が米国株で熱狂しているFANG(フェイスブック、アマゾン、ネットフレックス、アルファベット)には慎重論。ただアップルははいっていない。いまひとつBitcoinでバブルの気配が深まる」

日本、中国、ロシアに強気をしているのは注目したい。日本については、1970年~1,980年台に大きな儲けをした投資家が、再び復帰きたかんじである。

Bitcoinについては見方に同調しかねる。
ただ日本株に注目する見方が有力者の口から出始めたのは真剣に受け止めたい。

われわれが執拗に推奨してきたヤーマン(6630)が大幅高。今後の成長が約束される動きである。



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