バンク・オブ・アメリカが米国の投信、ヘッジファンドを対象にした直近の調査によるとハイテク株への投資ウエイト比率は10%も減少し、2006年8月以来の低水準になった。ハイテク株にはオーバーウエイトの比率が常識であったが、最近のアンケートでは比率が10%も引き下った。
2006年10月以来の低い数字である。ハイテク銘柄への警戒感が高まっている。1月のハイテク投資への低下比率の傾向は続いている。
その原因の市場でのハイテク株への低評価のコンセンサスが2006年8月以来の低水準にまで押し下げた。この現象は1月のハイテク株売りで鮮明になった。
理由の第一は長期債の金利上昇でリスク要因の高いハイテク投資をさけて、利回りの高い証券に資金の逃避が始まった。
米連銀が長期債売りの継続を続けているからである。
今後は債券の利回りには多少の上昇が見込め、どこかで上限に達したときにはハイテク人気が復活する。
ハイテク銘柄への注目の時期がつい近くまで到来してきた。
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