足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ソフトバンクと任天堂

2020-06-22 16:00:15 | 投資戦略

本日の売買代金ベストテンはソフトバンク、東京エレクトロン、任天堂、ファーストリテイリングス、ソニー、Zホールディングス、トヨタ自、レーザーテック、塩野義製薬、デイー・エル・イーである。

顔ぶれは任天堂、ソニー、トヨタ自、塩野義が歴史のある企業群だが、それ以外は比較的に歴史の浅い企業だ。東京市場でも時の流れとともに、新しい成長企業が投資家の間で人気を呼ぶ時代になってきたが、この流れは止まらない。ソフトバンクが日本を代表する成長企業にのし上がったが、10社のうち歴史のあるのは任天堂、ソニー、トヨタ自、塩野義の4社である。

ソフトバンクは情報通信革命の波に乗り,孫社長という個性的な経営者のすぐれた経営力が今日の世界的な企業をつくりあげた。

任天堂は歴史のある伝統的な企業であったが、エンターテイメントの歴史の積み上げが、新しいビジネスのモデルをつくりあげた。類似する競争企業は国内でも、海外でもみられないが、世界では類例のない成長路線を突っ走る。付加価値の高い製品が、成長の原動力である。その築きあげた伝統が社内に根付き、独特の成長の原動力になった。この築き上げた文化は、これからも同社の成長の源泉になり、製造業として営業利益率20%以上の路線を走り続けるだろう。

創業者からバトンタッチを引き継いだトップ陣には、成長企業の伝統が根付き引き続き高収益企業として存在感の発揮を続けることは確実である。

この企業を数十年間にわたってみてきたが、これからも成長路線の展開は確実に続いていく。


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