ソ連連邦の一国ウクライナを、ロシアによる併合を国連加盟193ヵ国中143ヵ国が反対し「違法で無効」と決議した。かつてのソ連連邦では隣国であり大国である。
ロシアはかねてしばしば食指をのばしてきた。
私はソ連邦が崩壊し独立、新しい国になったので、好奇心からモスクワ経由で飛んでいった。
特にモスクアで感じた街の雰囲気とは大きな違いを、新参者の私に感じることはできなかった。
これまで欧米各国には仕事上で何度も足を運んできたが、他国と同様に歴史あるヨーロッパの小国という印象で、ひんぱんに訪問してきた他の欧米諸国との大きな違いは感じられなかった。ロシアにとっては隣国だけに、歴史的にも交流が深く兄弟国のような存在の国である。お互いに親戚も多く、両国の付き合いは底が深い。新参の訪問者には全く区別もつかない。
これまでからロシアが併合を希望するのは、歴史的にみてもよくわかる。われわれ島国の日本人とっては、なかなか理解ができない。
いまは街角で声を掛けられた現地の人たちとの交流が懐かしい。百貨店に飛び込んだとき、瞬間、日本にいる錯覚を感じた印象が、いななお脳裏に残っている。
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