足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットはどのハイテクを狙うか?

2019-10-16 12:49:31 | 投資戦略
本年も年間の3分の2の日数を消化したが、NY株を先頭に世界的に好調な株式相場が続く。ウォール街では来週から第3四半期の決算発表が本番いりする。
足元の相場は好調だが、先行きに慎重な態度をとる投資家がふえてきた。

その一人が“相場の神様”と呼ばれるウォーレン・バフェットだ。先行き機関投資家、ヘッジファンドなど大手機関投資家の大口売買の実績を米SECに届け出る時期に入った。
私が注目しているのは世界最高の投資家ウォーレン・バフェット(バークシアハザウェイ)の動向だが、最近は大きな投資の実績が途絶えている。第3四半期も大きな投資の届け出の報告は、これまでのところ出ていない。
現在の推計ではバフェットは1220億ドル(13兆円)現金を抱えたままにしており、バフェット通によると「彼の尺度に当てはまる魅力のある銘柄が見当たらない」というのが理由とみる。
ここ10年間では投資運用の後継者にウィシュラーとコームズの2人が選ばれた。両人はバフェットがこれまで避けてきたハイテク分野の投資にも実績があり、銘柄の選択にはコト欠かないはずだが、バフェットには「ハイテク銘柄にはどこかで投資チャンスがくる」という確信があるのだろう。
ここ1年の間でアップルの投資にコピー(提灯を点ける)して成果が上がった。次に選ぶハイテク銘柄を待望している。



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